一目惚れしたのは獣耳少女達でした２【そ/ら/る】【う/ら/た/ぬ/き】

５５話 ページ6

ルーシーside

ラビが浦田に唇にちゅーされたと聞いた。

ちゅー…ねぇ。

とりあえず、浦田に事情を聞こうと思い部屋を出ると丁度浦田が居た。

多分、ラビに話をしに来た…ってとこだと思う。

う「あ…ルーシー…」

『……後で聞きたいことがある。

でも、まずはラビと話してくるのが先。…リビングのソファに居るから』

そう伝えて、リビングに向かった。

すると、彼方がいた。

そ「…ルーシー、どうしたの？」

『別に…ただ考え事してた』

そ「そっか、それじゃあ俺部屋に戻るね」

……寂しい………？

彼方がリビングから部屋に戻ろうとした時、不意に寂しさが押し寄せた。

『……待って』

そ「ん？」

『抱きしめて』

そ「…うん」

すると、ふわりといい香りが漂う。

…この香り……好き。

それに暖かい…。

その後もしばらく抱きしめ合ったあと、彼方は部屋に戻って行った。

それと入れ違いに浦田が入ってくる。

『….…ラビは寂しがり屋だから、出来るだけ早く話を終わらせる。

…何があってラビにちゅーしたの？』

う「………怒ってるのか？」

『怒ってない。

でも、正直に言わなきゃ怒る』

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