一目惚れしたのは獣耳少女達でした２【そ/ら/る】【う/ら/た/ぬ/き】

７５話 ページ26

そらるside

その後、うらたくんが帰ってきたのを見てルーシーを姫抱きする。

う「そらるさん？どこ連れてくんだよ」

『ルーシーの部屋だけど？』

う「ああ、ラビ起こさないように…」

『分かってる』

うらたくんの言葉を遮って部屋から出た。

ラビを起こさないようにしろ…。

きっとそう言いたかったんだろうな。

とりあえず、ルーシーをラビが寝てるベッドの上に寝かせた。

すやすやと規則正しい吐息を立てて眠るルーシー。

……告白…かぁ……。

もしも奪われたらと考える。

出来るだけ早く告白して俺の彼女になってもらいたいけど…。

…今は二人とも寝てるし…。

つい、安心したかのように眠るルーシーが可愛くて頬にキスをする。

『……好き、だよ…ルーシー……』

そうルーシーの耳元で囁いて、急に恥ずかしさが押し寄せてくる。

俺は物音を立てないように部屋を後にした。

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