一目惚れしたのは獣耳少女達でした２【そ/ら/る】【う/ら/た/ぬ/き】

７３話 ページ24

ルーシーside

後一歩でこの屋敷から出ていく…その時彼方が来た。

そ「っ！ルーシーのこと返せ」

『…彼方……？』

「どうしてこうも…！手がかかる…」

ルーシーの仮婚約者は動揺する。

……今がチャンスだ。私が何も出来ないなんて思わないで欲しい。


…

蹴りを食らわせておきました♡

足キックしたから、足の骨折れてたらダメだけど手加減したし大丈夫…。

「っ……必ず…お前は俺と結婚することになるんだ……っ！」

痛みに顔を歪めながら、そう捨て台詞を吐いてそいつは帰って行った。

彼方が一発殴ったけど。

ガチャッ

そう音がしてドアが閉まる。

とりあえず……終わった。

するとペタンと座り込んでしまう。

やっぱり……少しというか…怖かった…。

そ「ルーシー」

『彼方…』

そんな優しい声色で抱きしめてくれる彼方。

やっぱり……彼方の体温安心する。ふわふわして寝ちゃいそう…。

そ「眠たい？」

『うん……』

その後、ルーシーは深い眠りについた。

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