一目惚れしたのは獣耳少女達でした２【そ/ら/る】【う/ら/た/ぬ/き】

６８話 ページ19

ラビside

『…誰…』

知らない足音がして僕は目を覚ました。

知らない人は…警戒すべきだから…。

「ああ、我々は貴方方の婚約者です」

その言葉に僕以外が驚く。

『…こんやくしゃ…？』

う「…結婚を約束した奴らのことだよ」

結婚、約束？？？

『それじゃ僕の婚約者、うらたじゃないの…？』

う「…」

あれ？違うの…？どういうこと…？

う「…多分…お前らの知らないとこで婚約されてたのかもな…」

『…やだ…僕うらたがいいもん、うらた以外受け付けない』

ルーシー「…ルーシーもお前らは嫌」

「そんなこと言わずに…」

そう言いながら触れようとしてきたから噛み付いてやった。

ルーシーは引っ掻いてた。

『…近づかないで…お前の手、嫌い、怖い』

うらたや他のみなはとても暖かくて優しい手。

けど…触れなくても…こいつは悪いやつってわかる。

「おとなしくついてきなさい！」

そう言いながら捕まえようとしてきたから逃げた。

「ﾁｯ…うさぎは逃げ足が早い…」

『…うさぎは…前に飛ぶ力が強い…。

…覚えといたら？』

ルーシー「…ルーシー達が…普通の人間に捕まるわけない」

『油断してたら捕まるけどね。

でも…警戒してるときは捕まえられないと思う…』

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