7校合同長期合宿兼悪女潰し合宿２

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「主将の牛島若利だ

稲荷崎のマネージャーだよな」


『あ！はい！！
おっしゃる通り稲荷崎高校のマネージャーしてます！』


「では分かっているな

うちは強豪だ
マネージャーは選手に尽くしてくれ」


『心得ています』


怖い怖い怖い怖い

待って

うん、ガッチガチなんだけど


「期待している」


待って皆さんこんなこと言われてたんですか？

こ、こっわあああああ


「わーかとしくん！
なーに張り切っちゃってるの？」

「稲荷崎は強い
それだけだ」


意味がわからん……

日本語話してるよね？


張り切ってる理由が
稲荷崎が強いから


『あ、私は強くないですからね？
勘違いしないでくださいね？

選手が強いんですから！

私はあくまでサポートですので』


私バレー上手くないからね？

「牛島さんはお前を認めてるんだよ」


お？

白布くんどういうことだね？


「まあそうだよなー
練習見ててわかるけど

お前ほど選手に尽くすマネージャーは
他にいないレベルだよな」

瀬見さんがそういう

いや、でも他のマネージャーさんも
同じくらいやってるけど


「この前のIHの時
みんなで言ってたんだけどさ

稲荷崎って絶対体調万全で出てくるじゃん？

まあオポの子この前怪我してたみたいだけど

あとはもう絶好調です！って感じでさ〜


それ、マネージャーがしっかり管理してるってことだろ？」


う〜ん、北さんじゃない？


「それは主将がしっかりしてるってのもありますね

でも、まあ確かに体調悪そうだったら部活は休ませますし


でも、私が体調見たりしてるのは主に2年4人ですよ

あとは主将がもういろいろ見てます」


来年は自分が全てやらなければならないと思うと


心配でたまらない


「食事とか管理してんの？」

『一応2年のは写真撮って送ってもらってますけど
そんなに厳しくはないです

あ、でも角名とかは一人暮らしなんで
野菜少ない！もっと食べろ！！とかは言いますね

でも、皆さんが思ってるほどギチギチじゃないですよ

間食オッケーだし、量とか決めてないので』


「すげーな」

「俺ら寮だからそーいうの全部寮母さんがやるんだよなー」


それもそれですごい気が……

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