赤い空に誓った【銀魂】 (ページ4)

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3話ページ4

数十分後、少女は綺麗に血を取り変わった巫女服を着てやってきた。

そこで少女の顔が将来は美人の部類に入るような顔であることに気づいた。幼さが目立つ顔立ち、均等と取れた手足、無表情…全てが少女を引き立てている

少女は長い袖から隠し持っていた小太刀を構え

「思い出したんだけど、私知らない人に着いて行っちゃダメだった。だからせめて名前教えて。そうすれば知らない人じゃない。」

名前だけで知らない人から知人になるのかよと内心ツッコミながら

「土方十四郎」

と言うと

「私の育て親は雪華群青。だから私は群青A」

「普通、雪華が苗字じゃねぇのか？」

「苗字は使うなって言われてる。厳しいけど良い人だった」

「良いのか？俺について来て」

「構わない。群青さんか自分が何かあった時にはここを離れなさいって言われてるから」

「そうか、じゃあ行くぞ」

どこに行くのかも決めていないが階段を降りようとした時

「あなたは私を救ってくれた。だから私が守ってあげる」

「何言ってんだ？」

そう聞いたが少女は答えてくれず先に階段を下ってしまった