赤い空に誓った【銀魂】 (ページ2)

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1話ページ2

きれいな夕焼けの中バラガキ、土方十四郎は歩いていた。カラスが空を覆い尽くそうとしている所へ

自身でもなぜそこに向かっているのか分からない。ただ何かがあるのいう好奇心が土方の足を進ませた。
長い階段を上り土方が見たのは２０ぐらいの死体とそこから流れ出す赤い液体。そして人だった物中心に１０歳ぐらいの少女が立ってこちらを見ている奇妙な光景だった

少女の目は青く澄んでいて周りと少女自身が赤い為か瞳だけ別の空間へ迷い込んでしまったかのようだ

「あなたも私を殺す気？」

少女の形の良い唇から声が発せられた

たくさんの死体を見て土方は言った

「それはどういう意味だ。それにこの死体……」

「私の育て親とその人を殺そうとした人たち、私も殺そうとした。私を守ろうとしてこの人、死んでしまった。だから皆、私が殺した。」

淡々とだがはっきりと話す少女にはあまり表情の変化がなく何を思っているのかが分からなかった。

変わった巫女服の長い袖にはいつの間にか刃物がチラッと見えていて少女は土方の返答次第では彼をも殺そうとしているのが分かった。