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プロローグ ページ1

日が傾き辺りは真っ赤に染まる

神社とその境内に立つ1人の少女と森も、のどかな風景も真っ赤に染まっている

1人の少女は何も動かない、喋らない


ただただ1人の死体を見ている。そしてその周りにも同じ物がいくつも転がっている。少女の周りの景色が赤いのは夕日のせいではなく少女が殺めた人の血であった。


そして少女自身も真っ赤に染まっている


そんな血をそのまま空に映し出したような夕焼けが少女は嫌いだった

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作者名:千月 | 作成日時:2018年5月23日 17時

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