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14本目 ページ14

Aside


暗い夜に私は歩いている。
理由は特にない。

私は夜行性なもので、昼よりも調子がいい。

『?』

後ろに誰かがいる。
しかも、私が止まるとその人は止まる。

ストーカーか?それは違うと信じたいが…

『ち、ちょっと辞めて下さいっ!!』

いきなり手首を捕まれた。

私はふと思い出す。
「Aちゃんが大好きです!!今日、あなたを迎えに行きます」
等という、意味がわからない手紙を思い出した。

この人が送ったのか?いや、それしかない…!!

「Aちゃん!!僕の家に行って楽しいことしよーよ」

『い、いやっ!!』

誰か助けて!!と思っていると

「やめてくんない?俺の幼馴染みにさぁ…」

と、いつもより低い声で話すてつやくんが居た。

『てつやくんっ!!』

「う、うわぁ!!」

と言って、男性は逃げた。

『て、てつやくんありがとう…』

てつやくんがいなかったら誘拐されてた…と思うと鳥肌がたつ。

「ほんっと、さっき言ったじゃん。夜、女の子一人じゃ危ないからやめた方がいいって…」

『ごめんね…』

「とりあえず!家に帰ろ?」

『うん…』

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設定タグ:東海オンエア , てつや   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆりか | 作成日時:2018年2月11日 20時

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