番外編・錆兎1 ページ25
⚠︎夜姫が柱になる前の話です
「オイ夜姫、左近次から手紙ダ」 スッ
『ん?__鱗滝さんの鴉…』
今日突然、任務終わりに鱗滝さんの鴉から手紙を渡された。あの鱗滝さんのことだろうから何か重要なことが書いてあんのかな?なんて考えながら手紙を読んだ。
【略啓 月詠夜姫殿。
突然の手紙すまない。夜姫が言っていた錆兎の最終選別日が明日に決まった。お前が言っていたことが本当ならこの選別で錆兎が死んでしまうのだろう__】
『…は…?』
え、ちょ。急すぎん?普通もうちょっと前に連絡するでしょ、え?……
『ついに錆兎の死フラ回収がきたァァァ!!!?』
「ビク …急に大ゴえ出すんじゃナい」 (鴉
「耳が痛イ」 (鷹
「気持チがわかるノカ?」
「オレハいつもこれを聞いていイる」
「おぉ…可ワイ想に」
「お前こソな」
「「ふふ」」
『謎の親睦深めんなや』 (真顔
「「…」」
『…無言はやめて?』
「「あイうえオ」」
『そゆことじゃない』
「お前ハいつもコイツに付きアってやっテルのか…」
「そウだ」
『オイ』
ってそんなコントみたいなことやってる場合じゃない!!え、どうしよう…!?私最終選別行けないんですけど?…あ、わかった!普通にいきゃあいいんだ)^o^(
『うん、そうしよう。性格とか変えて、お面も付けて、服変えたら結構変わるよね…?』
「独りゴとこェぇ」
「オレはいつもキイて(((」
『中指立てんぞオ“ラァ』
「「こっわ」」
『はぁ…もうこの鎹鷹やだ…』
もうお館様に相談して躾し直してもらおうかな、そうした方がコイツもいいと思うし…。
__あ、さらしでキツく巻いてこのボンも縮めよう!一回姿見られてるからね、錆兎真菰には。これだけ会えたら同一人物とは思わないはず…。
『えっと…明日、だよね?明日任務は〜…??』
「ナイ」
『ひやっほおぉおい!!!!』
「…(引」
『オイテメェ初めて見たみたいな顔すんなや殺“すぞ』
「こっわ」
「オレの主は変ワり者だ」
『その方が分かりやすいっしょ?☆』
「「…」」
『ビキ…』
その後、鱗滝さんの鴉はちょっとボロボロで帰り、ツバサという名の鷹はボッロボロで主と町へ行った__という噂。
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作者名:和歌乃 x他1人 | 作成日時:2022年11月13日 18時