恐怖で支配 (ページ8)

今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:34,000 hit

違和感ページ8

今日はいつもより増して倒れる人が増えた。
みんな睡眠と栄養が足りてない人たちばかり。

私も睡魔に耐えて枝や木を運んでいた。
昨日は結局眠れなかった。
これがあと数日続く、、、。

いつも寝ているのがたった四時間なのに
それもなくなると頭が正常に回らなくなりそう。

ドサッ隣で斧を持ったまま男の人が倒れた。
周りの人はなれた様子でなりふり構わず斧を降り続けている。

私は男の人を背中に背負って小屋まで運んだ。

「嬢ちゃん､、、俺はまだ働けるっ。
何も余計なことはするな、、っ」

気持ちはわかる。
倒れて働かなかったらお金がもらえないもの。

「じゃあ。少しだけ休みましょう」

濡れた布を男の人の額において
少し小さな声で歌った。

ユミは子守唄のような優しい声を男の人を包むように音色○○せた。
静かで、優しい不思議な歌。

男の人は何も言わずに聞いていた。

「また倒れても私が運びますよ」

「、、、。何で嬢ちゃんはここにいるんだろうな」

そう言って男の人は自分の足で小屋を出ていった。

笑顔でユミは後をついていった。

しかし、小屋の目の前にはアレクシがいた。