炭治郎と善逸は気づいたらしいよ ページ29
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朝起きると居なくなっていたAは
日が沈むと同時に帰ってきた。
「炭治郎くーん!私が居なくて寂しかったよねぇぇーごめんねぇぇぇ!!」
炭「寂しくはなかったが、日に当たってないか心配したぞ」
「優しいっ!!大丈夫だよ、日に当たるなんてことは絶対しないもん!」
善「な、なぁたんじ、ろー。
その子本当に大丈夫なのかよぉぉ」
炭「嘘はつかないって言ってるから大丈夫だ!」
「うん!つかない!!」
炭「ほら!」
善「ほら!じゃねぇんだよぉぉ!!
そりゃ確かにこんな可愛い子が嘘ついてるだなんて思いたく無いけどさァァ!!」
「たんぽぽくんの意地悪っ!
炭治郎くん、たんぽぽくんが虐めてくる!!」
炭「いじめは良くないぞ!善逸!!」
善「なんかもうごめんねぇぇぇ!!?」
___今日はAと話せるだろうか。
Aの過去のことや、鬼舞辻無惨との関係…
それとなぜ匂いがしないのか…。
答えてくれるのだろうか。
伊「帰れっ!俺は昨日の夜ほわほわなんてしてねぇぞ!!」
「えぇー、来たばっかりなのにぃぃ!
それに子守唄で寝てたのは事実だよ!」
炭「そうだ……、あの子守唄ってどこで知ったんだ?」
___優しい優しい声と匂いだったあの唄。
「あれはね、私が作ったの!
眠れないお兄ちゃんのため………に?……
お兄ちゃん………?あれ、………うーん?
あの子守唄誰に唄ったっけ?」
炭「覚えてないのか…?」
____自我があるということは禰豆子のように
記憶を保っている可能性があると思っていたが
そうではないようだ。
善「お兄さんがいたの?」
「……あー、えっとー、うんそう!
優しいお兄ちゃん!私の事を叩かなかったお兄ちゃん!」
炭「そうか、Aには兄弟がいるんだな!俺も兄弟がいるぞ!俺は長男なんだ!」
「へぇ、やっぱりね!だって炭治郎くん頼りになるし優しいもん!」
____あ
____今の匂いは感じ取れた
横を見れば善逸も何か音が聞こえていたようだった。
炭善((間違いない。今のは……))
____かなり強い嫉妬の匂いだ
伊「お前ほんとに居たのかよ、兄貴。」
炭「伊之助っ!!駄目だ!」
「居たよ!お兄ちゃん!
お兄ちゃんはね夜に私をお散歩に連れて行ってくれたりしたんだよ!」
___匂いが強くなる。
何を抑えてるんだ。
何をそんなに妬むんだ!?
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あねもね - ワンピースとドラゴンボールまざってて草。めちゃくちゃこの小説大好き。めちゃくちゃ良い。何回でも読んでられる。作者さん天才。 (2023年4月29日 23時) (レス) @page47 id: 2e6bf88bc0 (このIDを非表示/違反報告)
七面鳥ぱん(プロフ) - この夢主好きです (2020年10月30日 0時) (レス) id: e003fe3107 (このIDを非表示/違反報告)
無惨&夢主 - HAHAHAHAHA☆ (2020年2月7日 16時) (レス) id: 6017619077 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - なんか主人公がなろう系の主人公みたいですね(笑) (2020年1月31日 16時) (レス) id: d2800fae96 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - 純(仮)さん» Aさんってなってますか?多分バグ…だと思います、このサイト結構そういうの多いので^^; (2019年11月28日 20時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翔月 | 作成日時:2019年10月29日 23時