上弦の上の階級、無弦があるってま？？

鬼っ子は蛇柱が嫌いらしいよ ページ23

.【ちょっと色々注意】









甘「伊黒さんっ！！！」






_______何が起きた……？






____あの少女は伊黒に何をした？
瞬きする間もなく、何処かへ伊黒が消えた。


消えたと認識出来た時には
血まみれになった伊黒がまるで布団を干すようにして木の枝に引っかかっていた。






「ねぇねぇ。ねぇねぇねぇねぇ！！
なんて言った？君はなんて言った？？
聞こえません！もしもーし！！
お答えする時は大きな声で！
さん、はいっ！！」





_____目を見開いてる。あれはど怒りだ。
誰がどう見てもそう思うだろう。





宇「てめっ！！伊黒に何しやがった！！」



「訂正しようね！
そしたら全て許してあげるから
訂正してくれないのなら






ダルマにするぞ☆」






甘「……伊黒さんっ！！」


時「駄目、多分勝てない。」





不「テメェ、ぶっ殺す！！！



風の呼吸………弐ノ型 爪々 科戸風！！」




宇「派手に援護するぞ不死川！


音の呼吸 肆ノ型 響斬無間」






____俺も援護にまわろう。あの少女は
あの二人だけではきっとかなわない…





冨「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」







「…………むぅ、集団虐めは良くない。」








血鬼術____死屍累々____





不宇冨「「「っ！！？」」」







_____呼吸が、乱れた……？
何故あの少女に1本も刀が届いていないんだ







俺達は…………何をされた………？








「大丈夫？？ごめんね、びっくりしちゃったから血鬼術使っちゃったー。
起きれる？ごめんね、骨折れた？」





不「触んなっ！！この化け物がァ！！
何いい子ぶってやがる！煉獄を返しやがれ
このやろォっ！！！」









産「やめなさい、実弥。
怖がらせて悪かったね。でも私の子供たちを傷つけるのはやめてくれるかな？」








「……………ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」




冨「……？」



胡「……どうしたのですか？」




____俯いたまま何かをずっと言っているが全く聞こえない。御館様の言葉も耳に入ってすらいないようだ。





伊「ｺﾞﾎｯ…………おい、お前先程から何を……………………？！」








「…………」




____少女はなんと、泣いていた。
理由はわからないがやはり何かをずっと呟き続けている。






悲「…………嗚呼……なんと言う哀れな娘だ
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」




宇「どーしたってんだよォ？こいつァ。」






「………化け物化け物化け物化け物化け物化け物………」

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