124 ページ25
.
ライブが終わって
舞台裏。
彼方と、私。
真冬が気を使ってくれて
誰も呼ばないようにした。
『彼方…ご…』
「ちょっと待ちなさい!!」
ごめんねって言おうとしたのに
ものすっごい
邪魔が入った。
声の主は
勿論
リューリさん。
「なんで、お前なんかが彼方と付き合うことになってる訳!?!?
意味分かんないんだけど!!」
リューリさんの圧倒に押される私。
その…
と言おうとした時
彼方が、私の前に手を伸ばした。
そして、私の方を見て
ニコ、と笑った。
不覚にも、ドキッとする。
本当に。
「千智。
お前、何言ってんの?
俺が決めたの。こいつが良いって。
散々、お前にも騙されたし
もう、構わないでくれ』
そうキッパリと言って
彼方は、私の手を引いて
リューリさんの前から
外に出た。
.
151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠衣(プロフ) - 作品神様かよ… (2018年10月1日 14時) (レス) id: 155d166a5b (このIDを非表示/違反報告)
チョコナッツ - そして、長文失礼しました! (2017年12月21日 21時) (レス) id: ccd63c5155 (このIDを非表示/違反報告)
チョコナッツ - スランプになってしまっても頑張ってください!ゆっくりと直して行けば大丈夫ですよ!私はなったことが無いので言える立場では無いと思いますが家族関係のことでも似ていたので応援してます! (2017年12月21日 21時) (レス) id: ccd63c5155 (このIDを非表示/違反報告)
チョコナッツ - お疲れ様でした。 番外編を描いてもらいたいです! (2017年12月18日 21時) (レス) id: ccd63c5155 (このIDを非表示/違反報告)
Mai - 最後になりましたが、応援しています。頑張ってください。長文失礼しました。(四季折々〜の時とコメントのテンションが違うのは気にしないでください) (2017年10月22日 18時) (レス) id: c608e0f4fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:織姫 | 作成日時:2017年6月18日 19時