限りあるから美しい ページ27
雅紀「また飲もうね
今度は翔ちゃんも一緒に」
飲みすぎたと頭を抱えながら次の約束をする
「相葉君、新しい恋見つかるといいね」
雅紀「いつかいい報告できるように
相葉雅紀がんばります」
「がんばれー」
雅紀「うん！」
前回同様大きく手を振ってタクシーに
乗り込んだ相葉君を見送った
和也「楽しそうだね」
「うわっ」
和也「ごめん驚かせた？」
「どうしてここに」
和也「接待の帰り」
「あっそうなんだ、お疲れ様」
和也「さっきの…友達？」
「うんまぁね」
和也「ふたりで遊んでたの」
「翔もいたけど用事があるみたいで
先に帰ったの、ふたりじゃないよ」
嘘をついたのは
めんどーな事になるのを防ぐため
ていうか相葉君と食事した後に
今は会いたくない人がくるんだろう
やっぱりあなどれないなミラクルな男
和也「なんかいい雰囲気だったよね」
「結構前から知りあいだからかな
翔とのが仲良くて遊んでるみたいだけど」
和也「Aの周りにはイケメンが
あつまんだろーね？ほら、俺とかさ」
「ふふっ笑そうだね」
和也「俺の知らないイケメンまだいる？」
和也、ごめん今そういうのいらない
嫉妬とか正直言って重いしめんどくさい
相手を疑ったりしないで二人だけの空間を
楽しむだけの恋愛がほしいの
「どうしたのらしくないよ」
和也「心配になっただけAに
その気がなくても強引な男はいっぱいいるから」
「そんなにモテないよ私、こんなおばさんを相手にしてくれるのなんてカズだけだよ」
嫉妬が面倒くさいなんて嘘。
本当はそんなことされて勘違いしたくない
お互い本気になったら傷つくのは
私だげじゃない…
カズまで巻き込むわけには行かない
和也「じゃぁ今夜もお相手させていただきます」
「お手柔らかにお願いします」
家に着けばあっという間に裸になり
一時の愛を重ねあう
あと何回このベットで眠れるのだろう
あと何回抱き合えるのだろう
ことの最中にこんなことを考える暇はなかった
和也「っん」
目を細めたその色っぽい目の中に…
私が写ってるそれだけで愛おしくて
緩やかに与えられる痛みが心地よくて
私はまたあなたに恋をする
「すき、愛してる」
和也「目ん中に俺が写ってる…」
同じ事を考えるなんて
胸の奥が締め付けられる痛みは
心地よさなんてこれっぽちも秘めていない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 554人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和智 | 作成日時：2016年1月27日 0時
