【銀魂】目が覚めると私の大好きな恋愛ゲームの悪役令嬢になっていた

悪役令嬢13 ページ14

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私は部屋に戻り机の中からノートを取り出しひろげた



高杉ルートと書かれているページを開きノートとにらめっこをする



高杉ルートは苦手だった
沖田ルートは全エンドですぐ終わったのだが高杉ルートは選択肢の量が若干多くて攻略の本もなしにやるととても大変だった記憶がある


少しだけ本の力も借りて全エンドを見た



勿論そこには悪役令嬢の死にざまを何百回も見た。ヒロインに苛めをしていたのが全部ばれて高杉に物凄いゴミを見るような目で悪役令嬢を見ながら「消えろ」と言うのだがそこのボイスがめっちゃドスきいてて格好いいんだが今の私には格好いいなんて思えない


もう他人事ではないのだ
この結末を迎えないためにも慎重に行動をしなくちゃいけない＿＿＿＿＿＿





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まず高杉とヒロインの出会いは路地裏だった
不良に絡まれてる所に高杉がやってきて助ける

そのまま高杉は去ってしまってお礼を言えずそれを心残りに思ってるヒロインは銀魂学園に転校生としてやってきた、ヒロインは職員室に行こうとするのだが迷子になって泣きそうになってる中また高杉と出会いそこからストーリーが始まる


最初高杉は近付くなと馴れ合わなかった
その原因は家族の問題

高杉晋助は社長の息子で跡取りだ
そのせいで大人の醜い所を見てきたり友達もお金目当てだったり裏切られてそれが心の傷となり誰とも馴れ合わず生きてきた

けど数人友達が居て信頼してる人にはとても甘い、そんなギャップが最高だと人気のキャラクターだった


だがヒロインと会いお金持ちや跡取りなんて関係なしにちゃんと自分を見てくれてるヒロインに徐々に心を開かせて恋に落ちる


それが高杉の恋愛ルートだ



全部ノートを呼んで長い深いため息が出た



『はぁーーー…』


あと少しで高杉晋助と会うのに何も対策が出てこない。どうしようか…


まあ取り敢えず傲慢の態度なんてもってのほか
地味にいい子にしてようと結果にたどり着いた






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