悪役令嬢11 ページ12
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ミツバさんが戻ってきた
ミツバ「そうちゃんちゃんと、できた?」
沖田「はい!姉上ばっちりです」
ミツバ「そっか、えらいねそうちゃん
けどもう帰る時間だから準備しましょう」
沖田「え?
もうかえるんですか?」
ミツバ「今日は急にきちゃったしこれから用事あるでしょ?また今度遊びましょう」
沖田「はい…」
『そうご君風船今度教えてあげるから、ね?』
しょぼんとしてる総悟君に声をかける
でも相当悲しい見たいで少し涙目だった。
私は立ち上がり机の方に向かった
机の引き出しを開けると3つのビーズのブレスレットが入っている
前にお母さんと一緒に作ったものだ
久々にビーズ遊びでハマってしまいお父さんやお母さんの分まで作りメイドさんがさんにもあげたけどそれでもあまってしまったものだ
赤色と黄色と紫色
私は黄色をミツバさんに総悟君は赤色にそして紫君は自分にしとこう
ミツバ「わぁ!きれい
ありがとAちゃん」
沖田「わぁ…」
喜んでくれて何よりだよ
『そうご君、ミツバまたね!』
ミツバ「うん!ブレスレットとありがと
またね。」
沖田「風船もブレスレットのつくりかたも今度教えろ…またな、ありがとA」
恥ずかしかったのか早口で喋り部屋を出てしまった
ミツバ「もうそうちゃん…
本当にブレスレットもチューリップもありがと。これからもそうちゃんの事よろしくね」
『うん!』
勢いよく返事してしまったけどそれじゃダメなんだよ…少しぐらい断れよ自分って思うけどあんな事言われて断ったら逆に呪われると思う
うん…
まあ、何とかなるでしょ
私とミツバさんも部屋から出て総悟君を見つけた
ミツバ「またねAちゃん!」
沖田「またなA!」
いつもなら小さい声でミツバさんの後ろに隠れて言うのに今日は堂々としかも名前をまた呼んでくれた
もう幸せすぎて今すぐボイスレコーダー持ってきて音声とりたいがぐっと我慢し
『またねそうご君!ミツバ!』
二人の背中を見送りながらずっと手をふり続けた
私も部屋に戻り青いチューリップの折り紙を持ちながらベッドにごろんと転がった
何か今日は仲良くなれた気がする
少しずつ心開いてくれるのは有り難いけど私はこのままでいいんだろうか…
まあ、どうにかなるよねと思い一眠りつこうと思い瞼を閉じたらすぐ夢の中だった
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りつ - ゆじゃなくていなのでは?〜というがゆうになっていてとても気になります。 (2019年5月25日 15時) (レス) id: fffb4d4d1c (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - こたるさん» コメントありがとうございます!悪役令嬢に転生する系のお話とか最近ハマっちゃって私も好きなんです!銀魂の恋愛ゲームが出たらそっこう予約ですね。これからも更新頑張ります! (2018年9月12日 0時) (レス) id: f1417997cb (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - げふりーるさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえると、とても嬉しいです。これからも更新頑張ります! (2018年9月12日 0時) (レス) id: f1417997cb (このIDを非表示/違反報告)
こたる(プロフ) - これ元ネタ知ってます~!好きなんです~!ヤバイんです~!そんなゲームあったら全クリする~!!更新頑張ってください~!! (2018年9月12日 0時) (レス) id: e28125c434 (このIDを非表示/違反報告)
げふりーる(プロフ) - 初めまして。初めて見るストーリーですごく面白かったです!これからも更新楽しみにしています。 (2018年9月11日 21時) (レス) id: db287560ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶴 | 作成日時:2018年9月8日 22時