伏黒くんが好き (ページ8)

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エピローグページ8

≪伏黒目線≫
あの一件から、３か月が過ぎた。術式の引継ぎも無事に全て完了した。非術師は寮には住まわせてもらえないということで、Aは今、寮の窓から見える裏庭の一番太い木に小屋を建てて暮らしている。
上層部から、裏庭から出ることを許されていないAとは、いつも文通でやりとりしている。今日もいつも通りAからの手紙を読んでいた。すると。

『伏黒くんへ。私の小屋、地下まで完成しました。狭いけど結構快適です。ぜひ、私の小屋に遊びに来てください。いつでも待ってます。』

まじか。地下作ってたのか。初耳なんだけど・・・
うん。決めた。今から行こう。ちょうどしばらくは任務はない予定だし。
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華霞「あっ、伏黒くんだー！」
伏黒「久しぶりだな。」
華霞「うん！どーぞ、入って！」
伏黒「お邪魔します・・・」
華霞「そこらへんゲームとかてきとーにいじってていいよー」
伏黒「なぁ、本当によかったのか？術式捨ててまで・・・」
華霞「いいのいいの！私が選んだことだし！それに、あんなクソきもい呪霊と戦うより、伏黒くんと一緒にいるほうがいい！」
伏黒「そっか。ありがと。」

それから、週３回Aの小屋に通うのが俺の日課になった。