睡眠、栄養不足＋喘息×翔2 ページ4
翔side
いつの間に眠っていたんだろう、俺は目を覚ました。
見慣れない天上、周りはカーテンに囲まれていて腕には管が繋がれている。
これ、どういう状況なんだろう。
そんなことをボーっと考えているとカーテンが開かれ、女の人が入ってくる。
先生呼びますね、って言われてまたどこかに行ってしまった。
さっきの女の人は看護師で、先生ってのは医者のことで。
ってことはここは病室。
少しずつ頭が働き始める。
そうだ、俺は寝てる場合なんかじゃないんだ！
慌てて上体を起こすと、サーっと血の気が引いて行くのがわかった。
智「だめだよ、翔」
カーテンが開かれて顔を出した智兄。
俺のしようとしていたことを見透かしたようにそう言った。
「早く戻んないと！今大変なんだって！」
智「ダメ。わかってるの？自分の今の状態」
「わかってるよ、俺の身体だし。もう大丈夫だから」
俺がそういうとため息を吐いてベッドの縁に腰をかけた智兄。
そしてさっきよりも近い状態で俺を見つめた。
智「わかってないよ。今の翔の身体は大丈夫じゃないって言ってる」
俺の肩に手を置いて少し厳しい口調で言われた。
それがドンっと俺の心に響いて、もう何も言えなかった。
俺だってわかってた。
もう俺の身体は限界だって。
それでも周りの人達に迷惑かけたくないから、それを無視して働き続けた結果がこれだ。
こうやって点滴に繋がれてベッドの上にいる。
これじゃあ余計に迷惑かけてんじゃん。
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Rui(プロフ) - すーたんさん» コメントありがとうございます！一気に読まれたということで、おつかれ様でした（笑）そしてありがとうございます！それにずっと応援してもらえるなんて感激！これからも頑張ります(^-^)/ (2013年11月18日 22時) (
レス) id: 15880654f1 (このIDを非表示/違反報告)
すーたん(プロフ) - 初めまして！！今日このお話を見つけて一気読みしました！！ずっと応援しています。頑張ってください！！ (2013年11月18日 21時) (レス) id: ddb6fe2898 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - ジャスミンさん» それならよかったです！安心しました(￣^￣)ゞ今後もよろしくお願いします！ (2013年10月23日 17時) (レス) id: 15880654f1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン - いえいえ大丈夫です。ご安心を。 (2013年10月23日 17時) (レス) id: fce6279bd2 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - ジャスミンさん» コメントありがとうございます！ナースのお仕事、再放送を何度か見たことがあります！意識していなかったのですが、似通ってしまっていますでしょうか(^^;;？それならすみません。今のところ恋愛関係になる予定はありませんが、今後もしかしたら…（笑） (2013年10月23日 17時) (レス) id: 15880654f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年8月21日 3時
