Episode 11 ページ11
学校の近くの駅に着く間、ショッピに義兄の尊さについて語っていた。
もちろん、私が一方的にというわけでもなく
ショピがロリについての尊さについて写真付きで、語りそれを聞いた。
私が語っては、ショピが冷めた目で見ながら相槌をうち
ショピが語っては私が冷めた目で見るの繰り返しだ。
会話中、クソ先輩という単語が彼から出てきたが
そのクソ先輩が誰か分からない。
その人の愚痴やその他諸々をついでで聞いてやった。
彼と私はバスの中で一緒になり、色々話すが
学校では用がない限り話さない。
なんで私に愚痴ったか興味本位で聞いてみると
友達にその愚痴を言っても冷やかされるらしい。
少しムッとした顔をしていた。
とまぁ、なんやかんや話しつつ、学校についた訳だ。
ブラコンか……あんまり考えなかったな。
言われてみれば確かにそうかもしれない。
特に何も無く学校を終え、帰りの電車へとのりこむ。
ふと、いつも座っているとこに行こうとすると
後ろから聞き覚えのある声で名を呼ばれた。
振り返ると、大学帰りであろうマンちゃんが席に座っていた。
『！あれマンちゃん』
「奇遇やなノア、そこにおらんでこっち座って」
マンちゃんが隣をぽんぽんと叩いた。お言葉に甘えて座る。
『まさか電車の中で会うとは思わなかったわ』
「俺もや。」
マンちゃんは朝とは違いモコモコした上着を羽織っていた。暖かそうだ。
『ねぇ、うっつんは？同じ大学って聞いたけど……』
「大先生なら、ちょっと遅くなると思うで？」
なんか知っていそうだが、気にしないで置くのが吉だろう。
不意に出たため息のあとに、欠伸が溢れ出たのを見たマンちゃんは
私の肩を掴んでマンちゃんの肩に頭を乗せるようにした。
「疲れた顔しとる。ついたら起こしたるからしばらく寝とき」
『……』
寝ようと目を瞑るが、……ねれ…ない！
彼のフェロモンが漂ってきて寝れるわけが無いっ！
これで寝ろというのか
本人はそのつもりないのだろうけどなんて鬼畜な！
_______________
ちょいとここで。
お気に入り作品、お気に入り作者にしてくださった皆様
そして評価してくださった皆様、本当にありがとうございます。
自己満なものですが、コメントしてくださった方の反応を見る限り、
思ったより楽しんでいただけたようで、何よりです。
皆様のコメントが面白すぎるのよ……。
いい感じに返せてるか不安。
これからもよろしくお願いします！
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くれいのあ(プロフ) - BANDさん» ありがとうございます！<(_ _)>〈 ｺﾞﾝ!〕 (2021年5月30日 7時) (
レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - あ、はい。神作ですねありがとうございます(((スライディング土下座))) (2021年5月30日 1時) (レス) id: cb43568772 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 漣＠えなみずつよいさん» わぁありがとうございますゥ！お母さんだよこんにちは(？) (2021年2月26日 22時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
漣＠えなみずつよい(プロフ) - 尊すぎてｵﾝｷﾞｬｱです()赤ちゃんに戻りましたこんにちは (2021年2月22日 17時) (レス) id: 4335f2c288 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 天さん» 出来るだけ早めに頑張っていきますはい。受験シーズン終わったら今より更新していく予定ですのでｯ(多分.......) (2021年1月17日 20時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月琴 | 作成日時：2020年11月23日 9時
