好きな人を「お兄ちゃん」と呼んでしまった。 【影山飛雄】

03 お兄ちゃん！！ ページ4

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何故、お兄ちゃんと言ったしまったのか、
全然わからなかったが
ポカーーンとしている影山をみて
私は咄嗟に謝った。





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「ごめん！ごめんごめん！」






影「いや………いいけどよ。」





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何度も謝っているうちに、わかったんだよね。



"嫌われた"って







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結局？その日は？
告白？なんてできずに？

気まずい部活の時間を過ごしたわけです……






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「やだな〜……いく勇気が……」







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ゆっくり歩きながら思う。


もうすぐ学校が見えてくる。


休みたいと思ったが、
自分がやってしまったことで
休んで、潔子さんに迷惑をかけられない。





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校門をとおり、
体育館へと向かう。



だんだん手も足も震えてきて、
もう影山いるよね、もう練習してるよね。


体育館入ったら挨拶しないとね……





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「もう無理ィ………」








？「なにが？」







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