好きな人を「お兄ちゃん」と呼んでしまった。 【影山飛雄】

10 お兄ちゃん！！ ページ12

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( あなた目線 )






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どうも立花 Aです。





やっちゃんはタオルをたたみに、
潔子さんはドリンクをつくりに、
私は何かあったときのために、体育館でみんなの練習を見ているんですけど…







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澤「…………」







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さっきからずっと澤村さんに見られてる……
ってあ、旭さんも……スガさんもまで！？




なにか私悪いことしたっけ……？と
頭を使って考えてみるが中々思い出せない。








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「………ハッ！」





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もしかして私悪いことしたの気づいてないだけ！？
………なんてことを！！
私ったら……こんなの社会でたら即クビ！！

……そして私の人生は……







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危ない、危ない、危ない。

やっちゃんみたいになるところだった……



気を落ち着かせるんだ自分よ！！









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「………」






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ていうかさっきからずっと見られてる気がする。

ジーーーーッと誰かに。


先輩達じゃない。


違う人に………








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キョロキョロと辺りを見回してみる。


するとバチッと目があったのは……






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「影山…………？」







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