永遠 ページ19
(A side)
「ジヨン？ジヨンくーん？」
身体を離そうにも、ガッチリと背中で手を組まれ離れない身体。
顔さえ上げず、声さえ発しないジヨン。
でも1回だけ。
ジヨンが鼻をすする音が聞こえて…！
「ジヨン？」
顔を覗き込もうとすると、バレたのがわかったのか、少し肩から顔を離しジロッと…ちょっと赤い目で睨んできたジヨンw
「あー…泣くなんか思わなかった。」
ちょっと拗ねてるジヨンが可愛いw
「指輪…確認しねーの？」
「確認？」
「あ！」
ゆっくりと外したキラキラ光る指輪。
その内側を見ると…
「ずっと…1人だった。周りに人はいれど、ずっと孤独だった。Aがいない時はそうだった。だけど…もうずっと一緒にいてくれるよな？ずっとAのそばにいさせて欲しい…」
【ALWAYS WITH YOU】
あなたの傍にずっといます…あなたと共に…ずっと一緒に…
「ジヨン…ずっと一緒にいようね？ありがとう。愛してる。」
これまでの辛いことも、苦しいことも、
全部今日のこの日の為なんだって思える。
ジヨンがずっと笑顔でいれるよう、
もう二度とジヨンを1人にはしない。
ずっとずっと…永遠に愛してる。
…………
(Jiyong side)
泣くなんて格好悪い。
だけど…それだけ嬉しかった。
想ってはいけない気持ち。
好きになってはいけない人。
だけど、想いは消えなかった。
例え一緒にいれなくても、1人死ぬまで孤独のまま、それでも少しでも長くAと過ごせたら…
そうさえ思っていた。
でも俺ら、運命だったんだよな。
永遠に俺といて欲しい…
永遠にAを愛してる…
死ぬまでなんかじゃなく、
何度生まれ変わっても、どこにいても、どんな姿をしてても、俺は絶対にAに出会い、Aを好きになる。
何度生まれ変わっても、ずっとずっとAを愛してる。
チェジュ島のキレイな朝日の中、
いつものように早起きしたジハと砂浜を走るA。
薬指に光る指輪よりも、キレイな朝日よりも眩しいAの笑顔。
たまらず何度もシャッターを切る。
どんな瞬間も、どんなAもその時だけのものだから…
一瞬たりとも逃したくないと思う。
俺を見て、控えめに手を振るA。
A…Aに出会えて本当に良かった。
永遠に愛してるよ…
ーーーENDーーー
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がほ(プロフ) - まーさん» こんにちは^ ^読んでいただいて、素敵な感想までありがとうございます^ ^私も最初は読む側でしたのでお気持ちわかります。素敵な作者さんが多いですが、私も作品でも楽しんでいただけたら嬉しいです^ ^ (2016年12月1日 14時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
まー - がほさん すっごい素敵なお話と主人公でした。bigbangも好きですがビッベンの方のこういう作品も大好きです。 (2016年11月30日 23時) (レス) id: a54ab9d7b0 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - JUNJUNさん» コメありがとうございます^_^キュンキュンして頂けましたか！？それならもう、本当に書いてる私の方が嬉しくてたまりません(T ^ T)次作もボチボチ書いてますので、お時間ありましたら読んでもらえると嬉しいです☆ (2016年11月15日 18時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
JUNJUN(プロフ) - がほさんこんにちは！最後までお疲れ様でした。最後までキュンキュンしながら読ませてもらいました。次回作も楽しみに待ってます！ (2016年11月15日 12時) (レス) id: 7c8f41cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - りんなさん» いつもコメありがとうございます^ ^そして嬉しい言葉ありがとうございます(T ^ T)りんなさんにずっと読んでもらえるよう、これからも頑張りますね☆ (2016年11月14日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2016年9月14日 22時
