8月18日 -Jiyong- ページ17
8月18日 チェジュ島。
ジハと俺の誕生日会を兼ねて、仲良い友達も呼んで昨日から遊びに来た。
初めての海にはしゃぐジハ。
楽しそうに笑うA。
残念ながらそれを遠くから眺めていた。
「ヌナって…ジハ産んだのにスタイル良いっすよね…」
俺のほのぼのとした気持ちをぶち壊したのはやっぱりスンリ。
「どこ見てんだよ！！」
逃げるスンリを追いかけて海に飛び込む。
心から楽しいと思う。
心から幸せだって思う。
たっぷり遊んで、たっぷり食べて、
風呂に入りながら力尽きそうなジハw
急いでパジャマを着させ、歯磨きをさせ、トイレに行かせ、このAの手際の良さには俺はまだまだ敵わない。
「ジヨン。行かないの？みんな飲みに行ってるんでしょ？」
寝室が２つあるこの部屋。
奥の寝室にジハを寝かせたAが戻ってきた。
「行かないよ。」
「いいのに…せっかくなんだし、行っといでよ。」
「今夜はいい。ここにいる。」
「いいのに…」
困った表情のA。
一緒に暮らしてからも、きっとこれからも、
Aは言わない。
行くな、とか、
やめろ、とか。
帰るのも遅いし、仕事で帰れない日もある。
夜飲みに行くこともある。
海外に行くと何日も家を開けるし。
Aが仕事の時は、うちの両親がジハを見てくれることなった。
もちろん喜んでw
だから少しずつ入れ始めたAの仕事。
俺だけじゃなく、メンバーや他のグループの仕事もするようになった。
仕事も始め、ジハの送り迎えもし、育児、家事…
結局俺は何も手伝えてなくて。
「そんなことないよ。ジヨンが私を支えてくれるから頑張れるんだよ？無理もしてないよ？すごく充実してて幸せだよ？」
自分の時間なんかないくせに、
そう言って笑ってくれるAの表情が本当に幸せそうだから…
目頭が熱くなって、隠す為に抱きしめたあの日。
決心した今日のこと。
「A。こっち来て。…話があるんだ。」
「何…？」
俺を見るAの目がすごく不安そうで…
ごめん、笑いそうになるw
なんで不安そうな目になるかなw？
俺がAを不安にさす言葉なんか言うわけないのにw
「いいからこっち！」
ゆっくり近づいて来たAの腕を引っ張って、
同じようにベットの上に座らせた。
「覚えてる？3年前のこと。」
「…3年前？」
当然のことに首を傾げたA。
でも少しして、ハッと俺を見つめた。
わかってる。
Aは忘れてないってこと。
でも覚えててくれて、やっぱり嬉しい。
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がほ(プロフ) - まーさん» こんにちは^ ^読んでいただいて、素敵な感想までありがとうございます^ ^私も最初は読む側でしたのでお気持ちわかります。素敵な作者さんが多いですが、私も作品でも楽しんでいただけたら嬉しいです^ ^ (2016年12月1日 14時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
まー - がほさん すっごい素敵なお話と主人公でした。bigbangも好きですがビッベンの方のこういう作品も大好きです。 (2016年11月30日 23時) (レス) id: a54ab9d7b0 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - JUNJUNさん» コメありがとうございます^_^キュンキュンして頂けましたか！？それならもう、本当に書いてる私の方が嬉しくてたまりません(T ^ T)次作もボチボチ書いてますので、お時間ありましたら読んでもらえると嬉しいです☆ (2016年11月15日 18時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
JUNJUN(プロフ) - がほさんこんにちは！最後までお疲れ様でした。最後までキュンキュンしながら読ませてもらいました。次回作も楽しみに待ってます！ (2016年11月15日 12時) (レス) id: 7c8f41cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - りんなさん» いつもコメありがとうございます^ ^そして嬉しい言葉ありがとうございます(T ^ T)りんなさんにずっと読んでもらえるよう、これからも頑張りますね☆ (2016年11月14日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2016年9月14日 22時
