社長室 -Jiyong- ページ2
その日から嬉しい忙しさが続いた。
Aと一緒に会社に行き、社長と両親と今後について話し合いもした。
ウキウキと笑顔なのは俺だけで、
Aと両親は俺が兵役に行く前に何度か会って食事にも行ったことがあるのに、お互いに申し訳なさを抱えてぎこちなくて。
「1人で決断をし子供を産んだ時、このような事になるとは思わず、それを望んだ事も一度だってありませんでした。
ただ、私の決断でたくさんの方を驚かせ、ご迷惑やご心配をおかけした事、本当に申し訳なく思っています。
ですが…お許し頂き、心から感謝しています。
今後は、社長やご両親のお考えに従います。
ですので…どうか一緒にいることをお許し下さい。」
こんな場所で、こんな空気の中で。
ハッキリとした口調で話し、頭を下げたA。
まったく…ここでも俺を泣かす気か。
絶対にここでは泣かないけどね。
Aの肩に手を置こうと思った瞬間、
俺より先にAに触れたのは母親だった。
「Aさんは何も…ジヨンのせいでごめんなさいね。これからは私達も協力するから…。ジハに…会わせてもらえるかしら？」
ジハはジウンヌナが別室で見てくれてて、
連絡をし連れて来てもらった。
きっと楽しくジウンヌナと遊んでたんだろうに、
部屋に入った瞬間凍りついた笑顔w
だよなw
こんな知らない大人に囲まれて。
部屋に入るのも怖がってたけど、それでもAを見つけるとジウンヌナの手をパッと離しAに駆け寄り抱きついた。
「ジハ。楽しかった？ジウンに“こんにちは”できた？」
ギュッと抱きついたまま、コクコクと首だけで返事をするジハ。
「そう。じゃあ、このお部屋でもちゃんとご挨拶できるよね？“こんにちは”は？」
そうAが言うと恐る恐る振り返り、
顔を覚えててくれたのか、4人を見渡した後俺を見ながらお辞儀をする様に頭を下げた。
「ちゃんと出来たね。」
またAの肩に顔を押し付けて抱きつくジハ。
「ジハと言います。今、1歳8ヶ月です。」
Aが話す間3人の目がジハに注がれ、何気にキラキラ輝き、社長がかすかに微笑んでたのを俺は見逃さなかったw
…………
【ジハの年齢について】
韓国と日本では年の数え方が違います。
ですが少し難しく、ややこしいので、お話の中では日本と同じ数え方にしていますのでよろしくお願いします。
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がほ(プロフ) - まーさん» こんにちは^ ^読んでいただいて、素敵な感想までありがとうございます^ ^私も最初は読む側でしたのでお気持ちわかります。素敵な作者さんが多いですが、私も作品でも楽しんでいただけたら嬉しいです^ ^ (2016年12月1日 14時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
まー - がほさん すっごい素敵なお話と主人公でした。bigbangも好きですがビッベンの方のこういう作品も大好きです。 (2016年11月30日 23時) (レス) id: a54ab9d7b0 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - JUNJUNさん» コメありがとうございます^_^キュンキュンして頂けましたか！？それならもう、本当に書いてる私の方が嬉しくてたまりません(T ^ T)次作もボチボチ書いてますので、お時間ありましたら読んでもらえると嬉しいです☆ (2016年11月15日 18時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
JUNJUN(プロフ) - がほさんこんにちは！最後までお疲れ様でした。最後までキュンキュンしながら読ませてもらいました。次回作も楽しみに待ってます！ (2016年11月15日 12時) (レス) id: 7c8f41cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - りんなさん» いつもコメありがとうございます^ ^そして嬉しい言葉ありがとうございます(T ^ T)りんなさんにずっと読んでもらえるよう、これからも頑張りますね☆ (2016年11月14日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2016年9月14日 22時
