愛してる 〜Jiyong〜 ページ49
Aに一歩一歩近づくたびに、自然と笑みがこぼれる。
そんな俺とは反対に、目を真っ赤にしてポロポロと涙を溢すA。
そんな姿さえ愛おしくて…
我慢できずにAを引き寄せて抱きしめれば、
感触も匂いも全てが懐かしくて、でも、
あぁ…これだ…求めてたのはこれなんだって…
身体が覚えてる。
背中に回した手で身体をなぞりながら、
柔らかい髪を撫でる。
髪に顔を埋めれば、Aの匂いが一気に頭の中に入ってき、思わず目を閉じた。
自然と口から溢れた想い。
「会いたかった…」
本当にこの1年、会いたくて会いたくてたまらなかった。
思い出さない日なんて1日だってなかったし、
この想いが薄れる事もなかった。
「ジヨン…、ジヨン…」
自分の名前を呼ばれるのがこんなに嬉しいなんて…
求めてくれてるのは俺なんだって思わせてくれて…
身体を少し離し、Aの顔を覗き込めば、
ウサギみたいに目が真っ赤。
頬にそっと触れ涙を拭い、本当にただ触れるだけのキスをした。
すごく神聖な気持ちになって、なんつーんだろ…
結婚式の誓いのキスみたいな感じ。
今までも、これからも、ずっとAだけを愛してる。
唇を離した途端、ギュッと俺を掴む手に力を入れ、
「ごめんね…ジヨン、本当にごめんね…」
って、また目を潤ませながら謝るA。
「もう謝んなって…。それに、俺のが悪いんだから。」
「違う！ジヨンじゃないよ！」
「A？俺こそごめんな。でももう謝るのはお互いこれで終わりにしよう？それに、俺が聞きたい言葉は"ごめん"じゃなくて…？」
涙を拭ってあげながら、Aからの言葉を待つ。
「ジヨンのことが好き。また…一緒にいて欲しい…っんん！」
逃げられないようAの腰と頭を固定し、
さっきとは違う気持ちに任せたキスをする。
ずるいよ…今の言葉は。反則。
俺はただ…俺にみたいに"会いたかった"ってその言葉を期待してたのに…それだけで充分だったのに…
息をする間さえ与えず、唇を離さずにAを味わう。
「あっ…待って…！」
角度を変えた時に聞こえたAの声。
苦しいって、身体も押し返してくるくせに、
舌を絡めれば必死で答えてくれるA。
いい加減やめねーと…名残惜しく唇を離せば、
甘い吐息が聞こえて…
濡れた唇に指を這わすと、俺を見つめるA。
久しぶりすぎて、何もかもが我慢できそうになくてヤバい…
「愛してるよ。俺らずっと一緒にいよう。」
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
