再開 〜You〜 ページ48
《今から飛行機に乗る。着いたら連絡するから！》
そのLINEを最後にさっきから一向に連絡がないジヨン。
もう着いてるはずなのにな…
もしかして急な仕事が入ったとか？
電話する事は気が引けて、とりあえずLINEを送った。
《今からiKONの練習室で仕事があるから、そこにいるね。》
練習室で1時間程仕事して、もう帰宅する彼等と一緒に部屋を出た。
とりあえず事務室で連絡待っていようかな。
じゃんけんして負けた人が1階まで荷物持ちをするっていうゲームをしてるバビ達ww
小学生みたいww
笑って見ていたら、
「ジヨンヒョン！！！こんにちは！！」
ジヨン…？
バビの声に、言葉に…心臓がいきなりドクンッと大きな音を立てた。
よく見ると、エレベーターの前にいるハンビン達の中に…ジヨンがいた…
「え…」
いきなりの事で…連絡なかったし、まだまだなんだろうって…だから…
ジヨン見た瞬間、涙が溢れて…
どうしよう…本当に？
嘘じゃないよね？
夢じゃないよね？
「ヌナ、お先に失礼します。」
バビ達にただただ頷いて、頭を下げることしか出来なくて、声が出なかった。
みんながエレベーターに乗ってドアが閉まった瞬間、目の前にはジヨンただ1人だけ。
会いたくてたまらなかった人。
触れたくてたまらなかった人。
でも同時に現実なんだよね？って信じられなくて怖い。
ジヨンが少しづつこっちへ歩いてきてくれるのに、私は足が動かなくて。
思わず目を下にそらして…その視界にジヨンの靴が見えた。
ゆっくりと目を上げると、本当にすぐそこにジヨンがいた。
「泣きすぎw」
前にみたいに笑ってそう言ってくれたジヨン。
もう二度と私には向けられないんだろうって思ってた笑顔で…
止まることなく涙が溢れ続け、ジヨンの顔さえちゃんと見ることが出来なくて…
「…んっっ！」
急に身体に衝撃が走り、思わず目を開けると目の前にジヨンの肩があった。
背中に回されたジヨンの腕。
優しく頭を撫でてくれる手の平。
頭にジヨンの顔が当たってて…
「会いたかった…」
耳元でそう囁かれた時、もうそれだけで身体の力が抜けそうで…
「ジヨン…、ジヨン…」
多分お互いにここが会社なんだなんて事はもう頭になくって…
少しジヨンが身体を離し、目と目が合った瞬間、
どちらからともなく顔が近づいて、
本当にそっと…唇と唇が触れ合うだけのキスをした。
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
