後少し 〜Jiyong〜 ページ46
朝起きたら、Aの新しいスマホの番号とLINEのIDがメールで送られてきていた。
今日1日で、もう何回LINEしたことか…
仕事の合間にLINEして、何度も時計を見て…
飛行機の出発まで後何時間…
早く、早く…早く会いたくてたまらない…
今日は普通に仕事で、ずっと会社にいるって言っていたA。
帰ったばかりで忙しいだろうし、邪魔したらダメだってわかってるつもりだけど、
《今どこいる？》
《会社の食堂だよ。お昼ご飯食べてるよ。》
《今日のメニュー何？》
《スンドゥブだよ！食堂のスンドゥブ大好き！》
《俺も好き。》
《久しぶりだから大盛りにしてもらっちゃったw》
《Aはいつも大盛りだっだろw？》
《ジヨン！！！》
特別でもない、ただの普通の会話。
でもAが韓国にいるんだって…
会社にいるんだって、そう思えて実感できる事が本当に嬉しい。
飛行機に乗ってからは興奮は高まる一方で、寝ることなんてもちろんできなくて、ただ、ずっと窓の外の変わることない景色を見ていた。
1年間…離れていた。
1年間、Aに触れてない。
近くで見たい、直接声を聞きたい、笑顔が見たい。
抱きしめて…思いっきり抱きしめて、あの首筋に顔を埋めて、頭も心も俺の全てをAで満たしたい。
韓国に到着して、はやる気持ちが抑えられず、必然といつもより早歩きになる。
…というか走ってるw
会社に寄らず自宅に戻るメンバーとは別に、俺は俺で車を用意してもらい会社へ…
「ヒョン！頼む！早く！」
さっきまで走ってて、車に乗り込むや否や休む間も与えずにそう告げる。
「わかっ…てるよ！」
だけど無情にも夕方の帰宅渋滞にはまってしまい、車はなかなか進まない。
しかも朝からスマホの触りすぎで、とうとう充電も切れてしまい…
Aと連絡取ることができなくなってしまった。
だから余計に気持ちは急いて、かなり挙動不審、情緒不安定な俺w
会社の駐車場に着くと車を飛び降りてダッシュでレコーディング室へ向かう。
エレベーターのボタンを何度もガンガン押して、余裕も全くない。
連絡が出来ないから今Aがどこにいるのかわからなくて…会社にいるのは確実なんだけど、とりあえずレコーディング室で充電して連絡しようと、来たエレベーターに急いで飛び乗った。
早く早く…
1秒でも早く…
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
