大好き 〜You〜 ページ41
ジヨンが入院中は1日1回電話をして、今日あった事や体調の報告をし合った。
退院してからもお互い無理のない範囲で電話して、この10ヶ月の穴を埋めるみたいにいろいろ話をした。
心配だったジヨンの体調も日に日に良くなっていて、まだ以前と同じ量は食べれないもののもう吐き気も嘔吐もしなくなった。
8月に入り韓国から連絡があり、10月以降も以前と同じ契約を結びたいと言って下さった。
帰国は9月下旬。
ジヨンに電話でその事を話すと本当に喜んでくれて…私も後何日って、会える日を指折り数えるのが楽しかった。
「もうすぐジヨンの誕生日だね。帰ったら…遅くなるけど、一緒にお祝いしようね？」
「合同ででしょ？」
「合同？」
「だって俺もAの誕生日祝ってねーし。」
「じゃあ一緒にw」
幸せすぎて、毎日怖いくらいに幸せで…
夏になって、どのジヨンの写真にも左腕にはあのブレスレットを見る事ができて…
今年は何をプレゼントしようかな？
それが目下の私の悩み。
「A？あの、さ…」
なんとなく歯切れの悪いジヨン。
「何？」
「こっち帰ってきたら、どーすんの？ホテル？」
そう。もう一つの悩み。
韓国に帰るにあたり、家を探さなきゃいけなくて…
「とりあえずユニの家にお邪魔させてもらう事になったの。探さなきゃいけないんだけど、やっぱり直接見て決めたいし…」
「そりゃそーだよ！！ネットでなんか良い事しか書いてねーし、うん、実際に目で見るべき！！」
「何w？ジヨンどうしたのw？」
「それにさ…なんで俺のとこに来てくんないの？」
ジヨンの家…
「いつ家決まるかわかんないし、さすがに…。ほら、前みたいに感づかれても…ね？」
「あれは俺が自分の家じゃなくAの家に何度も行ってたからだろ？…一緒にいようよ…そりゃ、ユニちゃんともいたいだろうけどさ…」
どんどん声が小さく、ボソボソと喋るジヨン。
今下向いてるでしょw？
なんとなく、ジヨンの今の姿が目に浮かぶ。
「じゃ…お邪魔してもいいかな？」
"Aの気持ちはわかるけどさ、もしジヨンくんにおいでって言われたら絶対そっちに行きなよ？本当はAだって1秒でもジヨンくんといたいでしょ？ジヨンくんだってそれは同じなんだよ？"
ユニの言葉を思い出し、ジヨンにそう告げた。
1秒でも早くジヨンに会いたい。
1秒でも多くジヨンのそばにいたい。
「ほんと！？ありがと、A！大好き！」
ジヨンの笑顔が浮かぶ。
「私も大好き。」
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
