電話 (4) ページ39
(A side)
「待ってるから」
ジヨンのこの言葉に涙が止まらない。
待っててくれるんだ…
韓国に戻るまで、待っててくれるんだ…
ずっと欲しかった言葉。
「ジヨン…ジヨンに触れたい。ジヨンに会いたい…」
抑えてた想いも口から溢れ出す。
抱きしめたい。
ジヨンの匂い…
ジヨンの手…
ジヨンの笑顔…
ジヨンに会いたくてたまらない。
……………
(Jiyong side)
「A…！」
俺は我慢して抑えてんのに、
そんな事言うなよ…言わないでくれよ…
今はどーしたって無理だから、仕方ないんだけど
苦しくて辛くなる…
「俺だって…俺だって、もうずっとそうだよ！なのにさ、ドンヒョクとかあいつらと写真撮ってるし、喋っただろーし、笑顔も見ただろーし、テウンさんなんて食事行って抱きしめてさ……」
ヤキモチが口から溢れた…
「ジヨン…」
ドンヒョクって……言ったことを後悔する…
恥ずかしい…
「それだけ俺も会いたいってこと！！」
「ジヨンwもう一回言って？好きだよって…」
何度でも言うよ。
毎日でも…ずっと、ずっと…
Aがそばにいてくれるのなら、
死ぬまでずっと…
「Aが好きだよ。Aだけが好きだよ。心から、本当に愛してる。もう離れない…ずっと一緒にいて欲しい。」
「ジヨン。私も…ジヨンだけ、ジヨンしかもう好きになれないの。すぐヤキモチ妬いても、すぐ機嫌悪くなっても、そんなの全然いいから…だから…ずっと、ずっと、一緒にいて欲しい。愛してる…」
愛してる…愛してる…愛してる…
伝えても伝えても、まだ伝えきれない…
電話を切るのが惜しくて、まだ話したくて、声を聞きたくて…
でもちょうどバイタルチェックの時間で…
泣く泣くお互い電話を切った。
でも、もう平気。
気持ちが通じ合ったから…
「ジヨンさん、顔の血色良くなってきたような…」
なんて言われて…
「ありがとうございます。」
嬉しくて、俺も笑顔で話せた。
やっぱりAは俺の全てで、
その日から体調もどんどん回復していった。
「仮病だったんだろ？w」
ヨンベにそう言われたほど…w
幸いちょうどペンミツアー終わってオフ予定だったのもあり、入院の事はバレなかった。
当分、酒とタバコは控えるように言われ、
夜遊びも程々に…身体休めるようにって言われたけど…
今の俺にはそれをしてる時間さえない。
実はずっと考えてた事があるから。
だから、退院したその足で会社へ向かい、社長室のドアを叩いた。
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
