電話 (3) ページ38
(A side)
知らなかったジヨンの行動。ジヨンの想い。
一つ一つ聞くたびに、胸が苦しくなる。
ここに私がいる間、ジヨンはジヨンで、韓国で苦しんでたんだって…
私と同じようにプレゼントを気にしてくれていた事も…嬉しかった。
私達、同じだったんだよね？
「テウンさんとイベント会場であって食事に誘われたの。彼氏がいるわけじゃないし、断る理由もなくて、ただ食事に行っただけ。話は楽しかったよ。最近の韓国の事とかいろいろ聞けて。帰る時にテウンさんに…その…告白されたの。まだジヨンの事忘れられないんだろ？って聞かれて、違うって否定したんだけど、テウンさんはわかってたみたいで…。それでもいいからって言って下さったんだけど…」
「だけど？」
「だけど…ジヨン以外好きになれなくて…」
「じゃーなんで抱きしめられたの？」
「最後にって…」
「ふーん。」
どんどん質問口調になったジヨン。
ふーんって…それしか言わなくて…
首元のネックレスに触れる…
気持ち、伝えなきゃ…
「私…まだ、今も、ジヨンが…好きなの…」
ただただシンプルに、想いだけ伝えた。
……………
(Jiyong side)
テウンさんとの事を細かく話すA。
次第にイライラ…ってかヤキモチ妬いて…
言葉に詰まるAに、質問し次へ急かす。
テウンさんのコメントの通りなんだ…
でもさ、なんで2人で食事行くわけ？
彼氏いないって…そりゃそーだけどさ…
しかも抱きしめるとか…
ヤキモチ妬いてる俺は、今はそんな立場じゃないなんて事忘れてて…
ちょっとぶっきらぼうに"ふーん"って答えたけど、次のAの言葉に、想いに胸が熱くなる。
"ジヨンが好きなの"
ずっと、ずっと聞きたかった言葉。
知りたかった気持ち。
その言葉でヤキモチ妬いてイライラしてる俺なんかどっか行って…
「俺もだよ。A以外なんて俺無理だから…」
2人の気持ちがやっと交わった。
「愛してる…本当に。ずっと、ずっと、会いたいって…声聞きたいって、早く顔が見たいし、触れたくてたまらない。ごめんな…。また…ううん、ずっと俺の彼女だろ？」
「ジヨン…」
「後…2ヶ月？すぐだよ。会えなかった期間に比べたらすぐ。俺も体調早く治すし、待ってるから…な？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 549人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
