電話 (2) 〜Jiyong〜 ページ37
「俺さ…Aがアメリカに行ったって聞いて、思わず家行ったんだよね。
嘘だろって願いながら、でもドア開けたら真っ暗で何にもなくってさ。
なんもねーくせに、全部覚えてんだよな。ここにソファーがあったとか。床でも壁でも、全部に思い出があって。
家だけじゃなく、自分の家や会社や至る所にAがいてさ…本当に後悔した。
でも自分から連絡することが出来なくて…今更って思われたらとか、もう何も思ってないって言われたらとか考えて…
ずっと前になんか進めなくて、年末だっけ…こっち帰ってきただろ？実はあの時、俺空港でAの事見つけたんだよ？すげー小さかったけど、すげー嬉しかった。
ドンヒョクの誕生日、会社で写真撮っただろ？
あれ見せてもらって、ネックレス…俺があげたやつしててくれたよな。
あれ、すげー嬉しかった。まだ望みあんのかなって…
あの写真見てから、やっと前に進めたんだよな…」
口を開いたら言葉が溢れ出てきた。
「ジヨン…私ね、ずっと外せなくて…お守りだったんだ。しんどくても、辛くて、ジヨンの方がもっとって…だから頑張んなきゃって…毎日あれで頑張れたの。」
「俺も、Aからのブレスレット外してないよ。ずっとつけてる。俺ら同じだったね。」
「でもね、外した時期もあって…」
「ソユンとの事があったからだろ？」
「えっ…なんで…」
「俺さ…ひくかもしれねーけど、結構あいつらのインスタとかファンカム見てたんだよね…。Aが写ってねーかな？って…実際写ってたやつもあったし。で、ダラヌナのインスタの写真でネックレスないやつ見つけたわけ…」
ストーカー的な…変態的な、あの行動。
言うの恥ずかしかったけど…
もう今は全てを伝えたい。
「ジヨン、そんな事してたのw？」
ちょっと明るい声のA。
「ひいた？」
「ひかない。でもなんか恥ずかしい…どの写真も知ってるんだね。」
「ソユンとの事…誤解だって…知ってる？」
「うん。」
「一回それで電話かけたんだ。でも俺がかけた時にはもうスマホ壊れてて繋がんなくて。で、こないだ…その…テウンさんとの事知って…」
「そっか。」
「テウンさんとは…実際…どーなの？」
恐る恐る聞きたかった事を聞いてみた。
答えはわかってるんだけど、やっぱりAの口からちゃんと聞きたい…
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
