抵抗 〜Jiyong〜 ページ34
「ジヨン、ヌナの事が原因なんだろ？」
この状態で、
こんな俺にズバッと核心ついて話ができるのはヨンベしかいない。
「わからない。」
部屋には社長、マネヒョン、ヨンベ、テソン、スンリ…
あ…社長にでも頼まれたってわけね…
早く元に戻れって？
元気になれって？
しっかりしろって？
そうだよな、会社的にもグループ的にもこんな状態の俺がバレたら大変だもんな…
普通ならここまでならないって思う？
こんな事、俺にもあったよ。
もっと酷いこともあったよって言う？
そんなの…結局は当事者になってみねーとわからねーよ？
俺だってなりたくて今こーしてるわけじゃない。
「ジヨン、ニュース読んだ？テウンさんがコメント出したんだよ？あれは間違いだ、誤解なんだって…ほら…」
ヨンベが俺の手に自分のスマホを握らせた。
目だけ動かし画面の文字を読む。
仕事で海外に行っており、コメントを出すのが遅れてしまいました……
彼女は私にとって友人であり、妹のような存在で、そう意味で大切な女性です……
彼女を抱きしめてる写真についてですが、見てもらってもわかるように、私が一方的にしたものです。最後の挨拶に、という気持ちでしました……
こういうふうに写真を撮られ、私の軽率な行動で彼女はもちろん多くの方にご迷惑をおかけしました……
私達は報道にあったようなお付き合いをしてる関係ではありません……
………だから？
自分だけを悪者にして、Aに非はなかったんだと…
一般人だから触れるなって？
何かあれば自分に言えって？
大切な女性？
妹？
気持ちを知ってるからか、
テウンさんのAへの想いが痛い程伝わる。
伝わるけど胃がムカムカして、イライラが今にも爆発しそう…
「だから？これ信じろって？」
何も言わないヨンベ。
「こんなん付き合ってても誰だって、はいそうですよって認めるやつなんかいねーじゃん！！」
怪我をしてる右手でベッドを叩けば、痛みが腕まで伝わった。
「ジヨン！」
俺の声と手、ヨンベの声…
一斉にみんながこっちを見るのがわかる。
「も、ほっといてくれよ！！」
「ほっとけるわけないだろ！！そもそもお前がっ、お前があの時っーー！！」
気づいたらヨンベに掴みかかってた。
「ジヨン！！！」
みんなが俺を抑えにかかるけど、
あるったけの力で抵抗する。
あの時ーーー
そう、あの時…
俺がAの手を振り払わなければこんな事にはならなかった。
そんなの俺が1番わかってる。
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r08194(プロフ) - ぃぇ！また時間があるとき投稿してください！笑 (2016年3月12日 16時) (
レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)いつもコメントありがとうございます(^ ^)喜んでいただけて嬉しいです(^ ^) (2016年2月25日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ありがとぅございます！面白くてずっと読んでます！☆ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさん☆こちらにもコメして頂いたのに、お返事が遅くなりすみません。"シリーズ最初の作品へ"や"作品のシリーズ"を押してもらうとすぐ検索できると思います(^ ^) (2016年1月20日 19時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - これは、〜1〜からあるんですか？ (2016年1月20日 15時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月29日 0時
