自分の気持ち -Jungkook- ページ37
「どの女も…って。好きですよ！僕だって恋くらいしてます！今の彼女だって、今までの彼女だって、好きです！好きじゃないのに…付き合ったり、抱いたりなんかしません！」
「わかったから。声デカいって。…ったく、最近お前、すぐ熱くなりすぎ。話振ったのは俺だけど、場所とか声とかもうちょい考えろよ」
「すみませんでした…」
「言ったからな？俺は。あと選ぶのはお前だよ。どうするかはお前が決めること。過去そうだったからといって、またそうなるとは限らねぇし、かといって、そうならないとも限らねぇ。お前が決めろ。お前のことなんだから」
「わかってます。わかってるから…マネージャーに伝えてて下さい。僕も彼女の所に行くので、ユンギヒョンの後でいいので連れて行って下さいって」
「グク！」
「お前が決めろって言ったじゃないですか。お前のことなんだからって。だから決めたんです」
「あっそ…もう知らねぇ。わかったよ、マネージャーに伝えとくよ」
「お願いしますね、ヒョン」
そのまま何も言わず、
僕を置いて先に進み始めたユンギヒョン。
ほらまた…
苦しい。
年上のユンギヒョンに対し、
やけになって想いをぶちまけたくせに、
スッキリするどころか、むしろ…
気持ち悪くて吐きそう。
ムカついて…
誰にとか、何にとかじゃなく、
ましてやユンギヒョンに対してなのではなく、
自分自身っていうか、
最近の自分に対して。
ユンギヒョンが言った、
自分の気持ち。
昔、僕が認めていた自分の気持ち。
自分の気持ちって何だろう？
今の僕は、
どれが自分の本当の気持ちなのかわからない。
この時の僕は、
自分の本当の気持ちを知るのが怖くて、
認めるつもりもなくて、
そんなのないんだと思いたかった。
自分の口から発することが全てで、
それ以外はないのだと、
ヒョン達の勝手な勘違いなのだと、
そう信じたかった。
わかったように言ってくるユンギヒョン。
言わずとも、
僕の態度を伺うように見てくるヒョン達。
けど僕は…
結局、
ユンギヒョンの言葉通りになってしまった。
坂道の上からボールを落としたらどうなる？
落ちるからやめとけって忠告を無視して、
落ちてしまったら最後。
段差や物や、
いろいろなものにぶつかりながら、
猛スピードで転がり始める。
自分でそれを止めるのは無理だってこと。
子供の頃やってわかってるくせに、
大人になってもまた…
僕は同じことをしてしまった。
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がほ(プロフ) - ゆーさん» ゆーさんこんにちは(^^)甘える可愛いグクも最高ですが、Sっ気満載なグクもヤバイですよね！ギャップがたまらないです笑 (2019年10月19日 10時) (
レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - NAPAさん» こんにちは^ ^今の１番の楽しみだなんて！嬉しいです！ありがとうございます(^^)週末に続きを更新できるように頑張りますね！ (2019年10月19日 9時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 酔っ払いのグクってヤバそうですね。色々と。あんまり意地悪ばっかりしんといてほしいけどSっ気満載なグクも好きです笑 (2019年10月15日 22時) (レス) id: 18896ed391 (このIDを非表示/違反報告)
NAPA(プロフ) - 楽しくて楽しくて今一番の楽しみです！！これからも頑張ってください！楽しみにしています！ (2019年10月15日 22時) (レス) id: a279f198ed (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - レイコさん» レイコさん！コメありがとうございます！そして！ぐちゃぐちゃなグクの気持ち、わかってもらえて嬉しいですT_T書いてること意味不明なんですけど？って言われないか不安だったんです笑 楽しみにして下さってありがとうございます^ ^ (2019年10月15日 9時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2019年8月27日 17時
