ソウルコン1日目 (3)〜Jiyong〜 ページ6
控え室に戻るとスンリが、
「ヒョン！Aヌナ仕事が入って帰らなきゃいけなくなったみたいで、さっき帰っちゃたんですよ…」
「うん。知ってる。」
「あ、そうなんですか！？なのになんでそんなに機嫌いいんですか？」
「会ったんだ？」
ヨンベはやっぱお見通し。
「たまたまね。」
「どーせ何かしてもらったんでしょw？」
小声でそう言うと、ストレッチをしに消えていった。
「ヒョン、またにやけてる…」
こいつには絶対教えねーけど！！
……………
初日は怪我もなく無事終わり、約束してた友達と飲みにきた。
そしたら勝手にタッピョンがAの事話し出して、初っ端からその話題に。
いつから？どっちから？
仕事は？何歳？誰に似てる？
根掘り葉掘り聞かれるけど…嫌ってより言いたいw
ずっと忙しくて友達とこうして飲みに行くのも久しぶりだし、なんでも話せる奴らだからAの事も言おうと思ってたし。
「で、どんな子なの？ジヨンのAちゃんはw」
どんな子…俺にとってAは……
「…水…みたいな子？」
「はぁ！？水？水って飲む水のことw？」
みんなが笑うけど、うん、まさにそう。
だから淡々と説明をする。
「そう、水。人間ってさ、水がなきゃ生きていけねーじゃん。でも水！水！って求めはしねーじゃん。でもさ水ってコーヒーにも、酒にも、食べ物にも入ってて…俺にとってAは、毎日会いたくて、会いたくて、Aがいないと何もできねー！ってわけじゃないけど、全てにAを感じてて、でもAがいないと生きていけねーみたいな？」
「わかるよーな、わからんよーな。でもたしかに今までのジヨンとは違うよなー。」
「だろw？ジヨンはヌナにどハマりしてるからねw」
「ヒョン！！」
図星だけど…やっぱり周りもそう見えるわけ？
「へー、興味あるかもその子。何がジヨンをどハマりさせたんだろ？顔？身体？」
「そんなんじゃねーし！俺らまだ清い交際だし！」
「はぁ！？」
「まだ食事にも行ってないんだろw？」
「あれ？ヒョン何で知ってんの？」
「前にヌナが言ってたからwだから俺も不思議なんだよ！まだ何もしてねーのに何でそこまでハマってんの！？」
そんなの俺だってわかんない。
たしかに食事さえ行ってなくて、やってない事だらけなのに何でAがここまで好きなんだろ？
さっき言ったAは水。
あれはマジ。
あそこまで思う理由、俺が知りたいw
ってか全部俺のもんにしたら俺どうなるわけ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 693人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
がほ(プロフ) - gdrastyle397さん» コメありがとうございます(^^)読んでいただけて嬉しいです！LOVEはR18の作品になりますので、もし18歳以上でしたらマイページの設定？の所から18歳以上と設定してもらえれば検索できると思います(^^) (2016年7月9日 7時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
gdrastyle397(プロフ) - はじめまして！この小説にすごくハマってますm(__)m初めての恋〜LOVE〜はどこに表示されていますか？見当たらなくて。 (2016年7月8日 9時) (レス) id: 021e3b8602 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ありがとぅございます (2016年3月19日 8時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - r08194さん» こんばんは(^ ^)多分、お話の題名をクリックすると、そのお話から読む事ができます(^ ^) (2016年3月13日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ここのところだけみたいな~って思った時ってどぉやって選んだらいいんですか？？ (2016年3月11日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月9日 22時
