プレゼント ページ41
(Jiyong side)
後1時間で出なきゃな…
作ってくれたパスタをパーティーがあるから軽めに…ってAは言ったけど、だってこれ俺の大好物のうちの１つだし！
軽めになんてできず、おかわりまでして腹一杯食べて…幸せ。
「ジヨン。」
隣に座ったA。
「ん？」
手が自然にAの髪に触れる。
「これ…」
そっと差し出された手を見ると、小さな箱があった。
「誕生日プレゼントなんだけど、有名なブランドでもないし、気にいるかわかんないし、でも…その…良かったら…」
プレゼント。
Aは何も言わないし、自分でもその存在をすっかり忘れてた…
「俺に？ほんとに？ありがとう！」
リボンに手をかけ開けようとすると、バッと手を押さえられ、
「今ダメ！！」
「なんで？」
「だって恥ずかしいもん！無理！」
顔が少し赤くなって、本当に恥ずかしそう…
でも…
「俺も無理！」
センスがどーのこーの言ってるAの声を無視し、リボンを外し蓋に手をかけた。
この開けるワクワク感。
そーっと蓋をずらし開けると…ブレスだ！
黒い小さめの石のもので、青や水色の石も1粒づつ入ってて、チャームのように少し大きめの石が１つぶら下がってる。
チラッと目線だけ動かしてAを見ると、目線を外してどっか見てるw
「A？ありがとう。すっげー気に入ったんだけど！！」
これはマジ！誰がセンスないって？
Aセンスあるし！
Aに影響されたのか、最近はシンプルなものに目が行く。
このブレスもそう。
つけて手を揺らすと、チャームなような石が揺れる。
「こいつ可愛いね！」
「前壊れたでしょ？もし、たまに気が向いたらつけてくれたら…」
「なんでそんな事言うのw？嘘じゃなくて本気で気に入ったよ？Aの服とかさ、この部屋もだけどAのセンス好きだっていつも言ってるじゃん！
…でももう１つプレゼントもらっていいw？」
「何？」
「A。」
……………
(A side)
ニコッて可愛く笑い、一瞬にして私を抱き上げ寝室へ向かう。
「ジヨン、お誕生日おめでとう。本当に大好きだよ。」
ギュッと首にしがみつくと、
「ありがとー。でも俺の方が好きだからwいつも言ってるだろw？」
短時間でも、ジヨンの誕生日を一緒にお祝いできて過ごせたこと、本当に嬉しかった。
プレゼントも、まだ恥ずかしいけど付けてくれて嬉しかった。
幸せな日だった。
この日までは…
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がほ(プロフ) - gdrastyle397さん» コメありがとうございます(^^)読んでいただけて嬉しいです！LOVEはR18の作品になりますので、もし18歳以上でしたらマイページの設定？の所から18歳以上と設定してもらえれば検索できると思います(^^) (2016年7月9日 7時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
gdrastyle397(プロフ) - はじめまして！この小説にすごくハマってますm(__)m初めての恋〜LOVE〜はどこに表示されていますか？見当たらなくて。 (2016年7月8日 9時) (レス) id: 021e3b8602 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ありがとぅございます (2016年3月19日 8時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - r08194さん» こんばんは(^ ^)多分、お話の題名をクリックすると、そのお話から読む事ができます(^ ^) (2016年3月13日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ここのところだけみたいな~って思った時ってどぉやって選んだらいいんですか？？ (2016年3月11日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月9日 22時
