いっぱいいっぱい ページ31
(A side)
「なら、その気にさせる…」
ジヨンのその言葉に顔を上げた瞬間、唇が重なる。
優しいのは触れた瞬間だけで、何度も角度を変え激しいキスが降りそそぐ。
太ももに乗られてるお陰で下半身は動かせなくて、
息を吸う事さえ出来ない程の長く激しいキス…
苦しくなってグッと胸を押すと、やっと唇が離れ息を吸うことができた。
「ジヨン、苦し…激しすぎ…」
「激しいの嫌い？好きでしょw？」
ニコッと笑うジヨンに言い返せないでいると、
「じゃあ、今度は優しいのしてあげる。」
両手で頬を包まれ優しく上を向かされると、さっきとはまるで正反対の甘いキスが降ってきた。
キスをされながら髪を耳にかけられ、首を優しく触れてくるから、もうどこもかしこも気持ちよくて、どこに集中したらいいのかわからなくて…
「どっちのキスが好き？」
私と違って余裕なジヨンが笑顔で聞いてくるけど、
ジヨンのキスで身体が溶けそうな私は…
どうしよう…
もっとジヨンが欲しいなんて…
さっきまであんな事言ってたくせに恥ずかしい。
でも…
「ジヨン…」
……………
(Jiyong side)
きた、その声。
Aの甘えるような、ねだるようなその声がたまらなく好き。
「ん？」
わからないふりして聞く。
だって俺のこと求めて欲しいから。
俺が欲しいんだって…
だってさ、俺ばっかこんな気持ちじゃズルいじゃん？
同じ気持ちなんだって安心したい。
「もっと…したい。」
して欲しいじゃなく、したい…
受け身じゃないAのこーゆう所も好き。
「その気になってくれた？もっとしたいなら…じゃあベッド行こ？」
余裕ぶった態度に言葉。
でも俺の中は1%も余裕なんてなくて、もう今すぐAのナカに入りたい程いろんな所が限界。
ね、もう止まれないよ。しようよ？
って心の中では本当は泣きそう…
……………
(A side)
なんて言えばいいのかわからなくて…
どう返事しても恥ずかしい気がして…
「行く…」
下を向いてそれしか言えなかった。
「きゃ！」
ジヨンが降りたと思ったら、急に背中と膝裏に手が入り抱き上げられる。
「やっ、重いから！」
「重くなんてないよ。」
ニッコリ笑い、寝室へと歩き出す。
ベッドの真ん中に私を下ろすと、窓際に行きカーテンを閉めた。
日光が遮られた事で薄暗くはなったけど、夜とは比べものにならない程明るい室内。
でもそれも気にならない位、ジヨンに触れたくてたまらない。
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がほ(プロフ) - gdrastyle397さん» コメありがとうございます(^^)読んでいただけて嬉しいです！LOVEはR18の作品になりますので、もし18歳以上でしたらマイページの設定？の所から18歳以上と設定してもらえれば検索できると思います(^^) (2016年7月9日 7時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
gdrastyle397(プロフ) - はじめまして！この小説にすごくハマってますm(__)m初めての恋〜LOVE〜はどこに表示されていますか？見当たらなくて。 (2016年7月8日 9時) (レス) id: 021e3b8602 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ありがとぅございます (2016年3月19日 8時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - r08194さん» こんばんは(^ ^)多分、お話の題名をクリックすると、そのお話から読む事ができます(^ ^) (2016年3月13日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ここのところだけみたいな~って思った時ってどぉやって選んだらいいんですか？？ (2016年3月11日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月9日 22時
