ソウルコン1日目 (1) ページ4
(A side)
「ごめんね、ジヨンくん。」
「うん…仕方ないよ…」
コンサート開演まで後1時間。
私も会場に着いてたのに、ミナオンニから連絡がありトラブルがあったから戻って来て欲しいと言われ。
自分もだけどジヨンくんの声のトーンも低くて、本当に申し訳ない。
「明日は絶対に大丈夫だから！頑張ってね！応援してるから！」
控え室に戻り、みんなに事情を話し部屋を出た。
いるはずのジヨンくんはいなくて…
残念だけど顔を見ることもできなかった…
……………
(Jiyong side)
Aからの電話を切ってもすぐに動けず…
仕事だしさ、仕方ないのはわかってる。
でも自分がされる側になると、わかっちゃいるんだけどショックすぎて。
時計を見たら開演1時間前で、仮眠も取れたし控え室戻るかってドアを開けたらーーー
「A！」
なんでこんな所に！？
「えっ、ジヨンくん！？」
ドアから首だけ出し、左右確認する。
誰もいないってわかると、Aの腕を掴み部屋の中に引っ張った。
「ジヨンくん！ここってーーーっ！」
ギューーッと、力強く抱きしめる。
身体が溶けてく感じ…なんでAってこんなに気持ちいーの？
「ジヨンくん、誰が来たら大変だから！ね？」
ふーん。他の奴のこと考える余裕あんだ？
ってかなんでそんなに余裕なの？
俺こんなに会いたかったのに！
「ジヨっっ！！」
バッと身体を離して、唇と唇がスレスレの距離まで再度 顔を近づけて…でもキスはしない。
「……」
大人しくなったAの目が揺れてる。
……………
(A side)
こんなに近くで見つめられて、怖ささえ感じるのに目が外せない。
「頭じゃわかってんだけどね…」
言いながら私の唇を指でなぞる…
「ね、Aなしでも頑張れるよーにして？意味わかるよね？」
「できない…だって…」
「Aに拒否権ないんだけど。」
「だって…いつもと違うくて…カッコよすぎて、できないよ。」
もう心臓が破裂しそうで、息するだけでも精一杯なのに……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 693人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
がほ(プロフ) - gdrastyle397さん» コメありがとうございます(^^)読んでいただけて嬉しいです！LOVEはR18の作品になりますので、もし18歳以上でしたらマイページの設定？の所から18歳以上と設定してもらえれば検索できると思います(^^) (2016年7月9日 7時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
gdrastyle397(プロフ) - はじめまして！この小説にすごくハマってますm(__)m初めての恋〜LOVE〜はどこに表示されていますか？見当たらなくて。 (2016年7月8日 9時) (レス) id: 021e3b8602 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ありがとぅございます (2016年3月19日 8時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - r08194さん» こんばんは(^ ^)多分、お話の題名をクリックすると、そのお話から読む事ができます(^ ^) (2016年3月13日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ここのところだけみたいな~って思った時ってどぉやって選んだらいいんですか？？ (2016年3月11日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月9日 22時
