ソウルコン3日目 (2)〜Jiyong〜 ページ17
「こないだMAMAで観たステージが忘れられなくて、無理言って今日は席を用意してもらったんです。」
笑顔でスンリと話をしてるけど、考えすぎかもしんねーけどなんかやっぱりひかかる。
Aとは会ったのか？
今ここにAはいなくて、早く帰ってきて欲しいってあれだけ思ってたけど、
どうかどうか…今だけは帰ってくるな。
でもその願いも虚しく、次にドアが開き入ってきたのはAだった。
あれ？
Aの服は朝とは違い、俺らのツアーTシャツを着てる。
ツアーTシャツに黒のスキニー、黒のヒール…
一瞬目が釘付けになったけど、
「Aちゃん！？」
はぁ？誰の女そんな風に呼んでんの？
「え？…テウンさん…ですか？」
「久しぶり！今日、同時通訳やるんだってね。さすがだね！」
近づいて来なくていいAがこっちに近づいて来る。
「こんにちは。お久しぶりです。コンサートに来られたんですか？」
「そう。MAMAで観たステージが忘れられなくて…無理言って取ってもらったんだ。」
「そうなんですね。楽しんでいって下さい。」
「あれ？ヌナそれ俺のじゃない？」
「あ！ヨンベくんの忘れ物だよ。」
そう言ってヨンベにパーカーを渡すA。
…を、ずっと見てるテウンさん。
Aは俺のものなんだって、
Aはただの挨拶してるだけで気なんかないんだって、
好きなのは俺なんだって、
そうわかってるつもりでも独占欲の塊が今にも爆発しそうでイライラが止まらない。
「じゃあ、コンサート楽しみにしてます。」
お辞儀をして去ろうとするテウンさんがAに1歩近づき、
「ゴミがついてる…2ヶ月でだいぶ変わったね。キレイになった。ツアーTシャツ着てるAちゃんは可愛いけどw」
2ヶ月？あの日の事だろ？Aと最後に会った日。
キレイ？可愛い？
んで、なんで笑ってんだよ？
なんでテウンさんはこんなみんながいる前でこんな事言うわけ？
それに！それ俺の髪なんだけど！
Aの髪を他の男が触った事に怒りが爆発した。
テウンさんが去った後、抑えきれない怒りを我慢する事が出来ず、
「キレイとか可愛いって言われて良かったね。嬉しかった？笑ってたもんな。」
みんなの前で…って言っておきながら、
俺もみんなの前でAに毒を吐く。
「おい、ジヨン。」
タッピョンが止めるも耳に入らない。
「まだ好かれてるなんて…もしかして連絡取ってた？」
ギロッと睨むようにAを見ると鼻で笑う。
「ま、別にいいけど…」
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がほ(プロフ) - gdrastyle397さん» コメありがとうございます(^^)読んでいただけて嬉しいです！LOVEはR18の作品になりますので、もし18歳以上でしたらマイページの設定？の所から18歳以上と設定してもらえれば検索できると思います(^^) (2016年7月9日 7時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
gdrastyle397(プロフ) - はじめまして！この小説にすごくハマってますm(__)m初めての恋〜LOVE〜はどこに表示されていますか？見当たらなくて。 (2016年7月8日 9時) (レス) id: 021e3b8602 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ありがとぅございます (2016年3月19日 8時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - r08194さん» こんばんは(^ ^)多分、お話の題名をクリックすると、そのお話から読む事ができます(^ ^) (2016年3月13日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - ここのところだけみたいな~って思った時ってどぉやって選んだらいいんですか？？ (2016年3月11日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年12月9日 22時
