ソユンヌナ -Yoongi- ページ48
「あ。ユンギだ。ちょっとこっち来て」
アルバム作業をする為、
作業室に向かっていたら…
突然呼びつけられた。
悪態をついたり、断る…なんてこと。
できるわけない。
相手はソユンヌナだから。
「お疲れ様です…」
「ユンギさ…まだAに謝ってないんでしょ」
部屋から頭だけ出してたヌナ。
廊下に出ると、気を使いながらドアを閉め、
普段より小さな声で聞いてきた。
「まだ…です」
テヒョンやジョングクが怖いって言ってた気持ち…
今よくわかる。
「あ…ヌナの弟にも…すみませんでした」
Aの手を取った男がヌナの弟だってこと。
その理由。
後から聞いた時、
どれだけ自分に余裕がなかったのか…
なんであんな一瞬で、
自分の勝手な想像を信じ込んだのか…
恥ずかしくて顔が上げられなかった。
「ジフンなんてどうでもいいの。Aよ！可哀想に…先輩の旦那さんのことも誤解してたんだって？信じらんない。いくら酔ってるからって…どうやったらそんな誤解するの？」
……
「Aがそんな女なのか、一緒に仕事してたらわかるだろうに！…全く」
何を言われても、
どう怒られても、
何度同じことを言われたとしても、
何も言えない。
本当にヌナの言う通りだから。
「今から何かあるの？」
「いや…作業室に行こうかと」
「なら時間あるよね？
ちょっとここで留守番してて」
「はい？」
「中でね、Aが寝てるの」
何時から練習…とかじゃないから、
別に時間はある。
だけど何なのかと思えば…
「あの子、年明けから休みなくて、毎晩終電まで仕事して…今夜もそうみたいだし。仮眠するって言うからここで寝かせてるの…あ！」
あ？
「年末は私達がインフルエンザで大変で、Aが手伝ってくれたのに…手伝いながら自分の仕事もして、せっかくの打ち上げであんなこと言われて…」
ギロッとソユンヌナが睨んだ。
「でも…寝てるなら留守番しなくても…」
「ダメ。Aの鞄置いてるし、何かあっても嫌だし」
「何かって…俺も男だし…」
「はぁ？あんたこれ以上 Aに何かしようと思ってんの？トイレ行きたいの。家に電話もしたいの」
NOなんて…
言える雰囲気じゃない。
「お願いね。で、もし起きたら…きちんと謝ってね！」
親に怒られてる気分。
「ってか…早めにちゃんとしないと…もっと苦しむのはユンギだよ？」
ソユンヌナ…？
そんなヌナの背中を見送り、
そっと部屋の中に入った
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がほ(プロフ) - コットンさん» ありがとうございます^ ^朝起きて、コットンさんを含め、たくさんの方に読んで頂けて、ただただ驚いております(O_O) (2019年3月4日 13時) (
レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
コットン(プロフ) - がほさん» もちろん3もチェックしております笑楽しみです！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: c7fe2a89ef (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - あかりさん» こんばんは☆コメありがとうございます^ ^素直になれないユンギさん…彼女のことを思って…ってのを、書きながら一人でにやけ悶えてます笑 こんだけユンギに想ってもらえる女の子…羨ましい！応援ありがとうございます^ ^ (2019年3月3日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - コットンさん» こんばんは☆コメありがとございます！ユンギさん…素直になれず、空回り中…今後の展開、ぜひ読んで下さいね^ ^『2』がいっぱいになったので、『3』も書き始めました^ ^ (2019年3月3日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - これからどうなるのかめちゃくちゃ楽しみです！ユンギさんが素直になってくれればと願ってます笑 忙しいと思いますが、更新頑張ってください応援してます◎ (2019年3月2日 22時) (レス) id: e14988d736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2019年1月15日 10時
