控え室 -Yoongi- ページ37
12月25日、歌謡大祭典。
リハしてたらいきなりAが現れた。
目の前にいるA。
これは夢なのか現実なのか。
はたまた本当にAなのか似たスタッフなのか。
会話を聞きながら頭はパニックで、
けどマイクを貰っていいか？と聞かれ…
無言でマイクを差し出した。
するとそれを受け取って小さくお辞儀をし、
背を向けたA。
その後ろ姿から目が離せず、
ボー然と見ていると…
「ユンギさん。お待たせしました、新しいマイクです」
と、突然。
目の前に現れたスタッフにマイクを渡された。
そして、
「おい！あのさ」
「はい」
「A…ヌナって…今日いるの？」
「え…あ、はい。さっき、ユンギさんのマイクを回収しに来られませんでしたか？」
「……」
やっぱり…
夢じゃなく現実で、
似たスタッフじゃなく、
あれはAなんだ…
「オンニ、今日はスタイリストさん達のお手伝いで来られてるみたいなんです」
「なんで？」
「今、事務所内のインフルエンザ凄いじゃないですか。詳しくは知らないんですが、スタイリストさんがかなり休まれてて…大変みたいで…」
「……」
「あの…じゃあ…失礼します」
スタイリストの手伝い？
じゃあなんでマイク？
疑問はあれど、
あまりにビクビクしてるスタッフを見ると、
とりあえずもういいやって思った。
どんな理由があるにせよ、
今日この会場に、控え室に、
Aがいるのはたしかなんだから…
その後 控え室に戻ると、
さっきのスタッフが言った通り、
スタイリストヌナに付き、手伝いをするAがいた。
マネージャーからもAがスタイリストの手伝いに来てることを聞いた。
珍しがってはしゃぐメンバー。
すると、次第にむしゃくしゃして腹立たしくなって。
「うるせ…」
口に出さなくてもいい一言。
けど胸の内で抑えておくことができず、
小さくその言葉を吐き出すと、
「ユンギ？どうした？」
隣に座ってんだから聞こえるってわかってんのに。
ジンヒョンに聞かれ、
心配までかけた。
「ごめん…ちょっと調子悪くて」
心配そうなジンヒョンの表情。
目を逸らし、部屋から出た。
少し気持ちが落ち着いて、
ヘアメイクも着替えもしなきゃいけない…
仕方なく控え室に戻ると…
ジミンの衣装の襟を直すAが目の前にいた。
なんで俺は…
この一瞬、こんな出来事で。
ジミンにまでムカつけるのか。
ジミンにムカついてるのか…
自分にムカついてるのか…
Aにムカついてるのか…
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がほ(プロフ) - コットンさん» ありがとうございます^ ^朝起きて、コットンさんを含め、たくさんの方に読んで頂けて、ただただ驚いております(O_O) (2019年3月4日 13時) (
レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
コットン(プロフ) - がほさん» もちろん3もチェックしております笑楽しみです！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: c7fe2a89ef (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - あかりさん» こんばんは☆コメありがとうございます^ ^素直になれないユンギさん…彼女のことを思って…ってのを、書きながら一人でにやけ悶えてます笑 こんだけユンギに想ってもらえる女の子…羨ましい！応援ありがとうございます^ ^ (2019年3月3日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - コットンさん» こんばんは☆コメありがとございます！ユンギさん…素直になれず、空回り中…今後の展開、ぜひ読んで下さいね^ ^『2』がいっぱいになったので、『3』も書き始めました^ ^ (2019年3月3日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - これからどうなるのかめちゃくちゃ楽しみです！ユンギさんが素直になってくれればと願ってます笑 忙しいと思いますが、更新頑張ってください応援してます◎ (2019年3月2日 22時) (レス) id: e14988d736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2019年1月15日 10時
