初めての恋 -2-

おやすみ&おはよう 〜You〜 ページ37

ジヨンくんとのキスが好き。
ジヨンくんの唇が好き。

だからキスすると気持ち良くてもっとしたくなる。

上手くなんかないけど、ジヨンくんも気持ちいいって言ってくれて嬉しい。

だから丁寧に丁寧に、味わうようにジヨンくんを感じながら……

でもジヨンくんが急に強く唇を押しあててくるから、我慢できなくて深く深くキスしてしまった。

なんなんだろ。
欲求不満？恥ずかしすぎる。
でも、もっとってジヨンくんを求めてしまう。


苦しくって唇を離した瞬間ジヨンくんと目が合ったけど、

あれ？なんか…

「ジヨンくん？」って呼びかけるも、どんどん閉じていく瞼。

そしてとうとう寝ちゃった…？

えー！！急に眠くなったのかな？

なんか…可愛い。

サイドテーブルのライトを消す前に、じっとジヨンくんを見つめてみる。

ホントにキレイな顔してる。
つい頰っぺたにも触れてみた…

起きるかな？

でも全くの無反応w

調子にのって髪の毛にも触れてみる…

どこもかしこも全部可愛い。
全てが愛おしい。

そっとおでこにキスをしてライトを消した。

おやすみジヨンくん。
寝れてホントに良かった。



……………
朝。
スマホのアラームが鳴り、

っ！！！ジヨンくん！！

ガバッと飛び起き隣を見ると、アラームにも気づかずにまだ寝ている。良かった。

そっとベッドから起こさないように出て、
朝の支度を始めた。



身支度を整え時計を見たら7時。
私は後1時間で出なきゃいけない。

ジヨンくんはまだ寝てて…可哀想だけど起こすか…

「ジヨンくん？ジヨンくーーん？」

揺すってみても起きない。

どうしよう…何度やっても起きない。

ホントに可哀相なんだけど、もう少し強く揺すってみる。

「ジヨーン？ジヨンくーん？」

「んっ…」

薄っすら目を開けた！

「ジヨンくん、起きて！7時だよ！」

「え…俺…あれ…」

寝ぼけてるみたいw

「おはよ！今7:10だよ。マネージャーさんに電話しなきゃ、ね？」

「あれ…俺昨日…っ！！7時？今7時って言った？」

ガバッと飛び起きたジヨンくん。

「そう。7:10だよ？少しは寝れた？」

「少しは…ってか…何時間寝たっけ？5？すんげー寝たんだけど…マジで？ww」

笑顔のジヨンくん。朝からそんなジヨンくんが見れて幸せ。

「眠気や疲れがピークだったんだよ。良かったね、寝れて。コーヒーいれてくるね。」

そう言って寝室を後にした。

幸せな朝 〜Jiyong〜→←ベッドの中 〜Jiyong〜

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