やっぱり君じゃなきゃ 〜Jiyong〜 ページ35
「ジヨンくん…」
俺を見るAの顔。
ごめん心配かけて…不安そうな顔さしてごめんな。
「A…ごめん。」
「謝らないで。入って。」
笑顔で俺の手を引っ張る。
まだ3回目のAの部屋。ちょっとしか来てねーのに、なんでこんなにここが好きなんだろ。
廊下を歩きながらそう思い、リビングに入った瞬間、あぁ…自分は本当にここに来たかったんだって実感した。
「飲んだり、食べたりは平気？」
「うん。いいや。」
「そっか。ソファー座っててね。」
言われるがままソファーに座ってると、荷物を置いたAが来て俺の隣…ではなく、俺の足元、ラグに座って下から俺を見上げる。
「ジヨンくん寝れないの？いつから？」
「うーん…今月の中旬位？日本から帰ってきてから…かな。前から不眠気味で、導入剤を飲んでた時もあったけど体に合わなくて。」
「明日は何時に会社なの？」
「朝までいてもいい？Aが出る時にヒョンに電話して来てもらうから。」
「わかった。じゃ、とりあえず横になろっか？眠れなくても身体を横にした方が休まるんだよ？」
「うん。」
もうちょいAと話したかったけど、全然いい。
ここにいれるだけでいい。
ソファーに横になろうと身体を動かすと、
「ベッドこっちだよ？」
え？
驚いてAを見ると、
「ソファーの方がいいのw？」
んなわけないじゃん。
「いいの？」
「嫌なのw？ほら！歯磨きとか、寝る準備しよ！」
ただ一緒に鏡の前で歯磨きをする。
それだけなのに嬉しくて笑ってしまう。
「やっと笑ってくれたね。」
「え？」
「ずっと凹んでたでしょ？迷惑なんてちっとも思ってないのに。むしろせっかく時間作ってくれたのに、私が無理で本当にごめんね。朝から仕事だから…」
「違う！俺そんなこと全然思ってないよ！逆にAに合わせられなくてごめんって思ってて…」
「じゃあお互い、思ってたことは同じなんだね。」
そう言ってふわっと笑うAを抱きしめた。
「こうしてるとさ…マジで落ち着く。抱きしめて…匂い嗅いで…身体の中を全部 Aでいっぱいにして……」
「匂いとか恥ずかしいwほら！ジヨンくん！ベッド行こう？」
ベッド行こう、とか……
そういう意味で言ってるんじゃねーのわかってるけど、わかってるけどさ……
今夜は俺のこと煽んないでね？
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がほ(プロフ) - あさみさん» こんばんは。語尾や句読点の使い方等のみ修正していますが、内容は変えていません(^^)ご迷惑をおかけしてすみません。 (2016年6月30日 0時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - こんばんは。初めての恋は修正して更新してるんでしょうか？ (2016年6月29日 23時) (レス) id: b51e86015d (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - はぃ！ (2016年3月12日 17時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)お時間空いた時にでも読んでいただけると嬉しいです(^ ^) (2016年2月23日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - 引き続き読みたいと思います！ (2016年2月22日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月29日 4時
