不安な気持ち 〜Jiyong〜 ページ26
Aと別れてからも一緒に過ごした時間を思い出し…最後にはキスした事を思い出して…ニヤけてしまい………の繰り返し。
朝は苦手なのに超ご機嫌な俺にメンバーも驚いてる様子。
「ヒョン、何かあったんですか？嬉しいこと。」
なんて聞いてくるスンリに、
「なんでもねーよ」
って、サラッと言えたらかっこいいのに…
スンリを見て睨むどころかニヤける俺。
「っ！！もしかして！！」
「だからもう手ぇ出すなよ…」
ポンッてスンリの肩を小突くと固まるスンリw
ヨンベも「良かったね」って言ってくれたし、
テソンも「おめでとうございます」だって。
ただタッピョンはやっぱりヒョンで、
「前に言ったよな？うまくやれよ？」
「うん、わかってる。」
YGは基本恋愛禁止ではないけど、世間にバレたら騒がれる事は確実で、そうなったら一般人のAに絶対に俺以上の矛先が向かうはず。
テウンさんみたいにカフェで待ち合わせなんてできないし、買い物も映画も…
Aは基本規則的な時間のもと仕事して、休みも決まってて、俺とは全然違う時間の流れの中で生きてる。
マネージャーの車の中で睡眠を確保すればいい俺らとも違って、自分で電車に乗って会社へ行かなきゃいけないし。
そしたら夜中に仕事終わってから会うって事も難しいだろうし…
Aはどー思ってんだろ…
俺ら、うまくいくのかな…
急に不安になってテンションが下がってきた。
こんな事、付き合うまで考えもしなかった。
もしAがあんま会えなくて俺に愛想つかしたら？
できないことだらけで嫌になったら？
んで、例えばテウンさんを好きになったら？
さっきまで超ご機嫌でニヤけ顔が隠せなかったから、空港ではいつものマスク、帽子、サングラスのフルコースで行こうと思ってたけど、
車から降りた俺はただAから借りたストールを口元まで巻き、それだけで充分だった。
頭の中はAの事でいっぱいで、ストールから香ってくるAの匂いを感じながらまた数時間前の事を思い出した。
どんどん好きになる…
知れば知るほどAにハマっていく。
すでにもう抜け出すことなんてできなくて、
だからどんな事があっても絶対に失うなんて考えられない。
ねえA？
絶対に俺から離れていかないでね。
ずっと俺だけを好きでいてね。
仕事もやるし、我慢もするから、
だからいつまでもあの時みたいに優しく俺を包んで笑っていてよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 613人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
がほ(プロフ) - あさみさん» こんばんは。語尾や句読点の使い方等のみ修正していますが、内容は変えていません(^^)ご迷惑をおかけしてすみません。 (2016年6月30日 0時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - こんばんは。初めての恋は修正して更新してるんでしょうか？ (2016年6月29日 23時) (レス) id: b51e86015d (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - はぃ！ (2016年3月12日 17時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)お時間空いた時にでも読んでいただけると嬉しいです(^ ^) (2016年2月23日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - 引き続き読みたいと思います！ (2016年2月22日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月29日 4時
