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(A side)
ジヨンくんの背中を見たらもういなくなっちゃいそうで、思わず手が伸びてしまった。
「私…」
いなくなられるのは嫌なのに、続く言葉を出すことができない。
……………
(Jiyong side)
思ってもみなかったこと。
まさかヌナが手を握ってくれるなんて…
一生懸命気持ちを伝えようとしてくれてるけど、
なかなか言葉が出ないヌナ。
もういいよ…もうこれで充分だよ。
優しく引き寄せ抱きしめると、キュッと俺のジャケットの裾を握るヌナ。
「電話で話すのはやめよう？時間作るから、ちゃんとこうやって会って話そ？ヌナが言ってくれようとしてる言葉はヌナの中では簡単に口に出せる言葉じゃないんだろ？だからずっと隠してて、今も言えないんだろ？なるべく早く会えるよう時間作るから…」
本当に最後に…って、力強く抱きしめた。
……………
(A side)
「そんな顔しないでよw俺行けないんだけど…」
ジヨンくんは駐車場へ、私はiKON達の練習室へ向かうからエレベーターホールで別れたんだけど…
「普通の顔だもん。」
「そう！そうやって笑って。とりあえず今夜連絡するから。」
「うん。またね。」
エレベーターのドアが閉まりジヨンくんの笑顔が見えなくなると、今までのことが夢だったんじゃないかって思えてきた…
廊下の窓から下を覗く。
少し待ってると1台の車が駐車場から出て行った。
「もう会いたいよ…」
車が見えなくなると涙を拭いて練習室へと向かった。
……………
(Jiyong side)
平気ぶって離れたけど本当は離れたくなくて、
今も手が淋しい。
ヌナの気持ちはわからないけど、俺たち同じだよな？
俺の手を握ってくれたのはそういう意味だよな？
正直不安はなくて、だってもう絶対にヌナを離すことはできないから。
ただ早く会いたくて、話したくて。
スンリを拾ってタブロヒョンの家に行くと、また別の可愛いお姫様がいた。
パーティーは楽しかったし、ヒョンとへジョンヌナを見てると羨ましくてたまらなかった。
ヒョンの家を出てスンリを送り、家に着いたら2時を回ってた。
今夜電話するって言ったけど、ヌナと俺の時間感覚が違うのを忘れてた…
明日仕事だろ？
さすがにもう寝てるよな？
とりあえずLINEを送る。
《もう寝てる？》
送ってスマホを置いた途端、着信音が鳴った。
《まだ起きてるよ》
《電話していい？》
返事の代わりに電話の着信音が鳴った。
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がほ(プロフ) - あさみさん» こんばんは。語尾や句読点の使い方等のみ修正していますが、内容は変えていません(^^)ご迷惑をおかけしてすみません。 (2016年6月30日 0時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - こんばんは。初めての恋は修正して更新してるんでしょうか？ (2016年6月29日 23時) (レス) id: b51e86015d (このIDを非表示/違反報告)
r08194(プロフ) - はぃ！ (2016年3月12日 17時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» こんにちは(^ ^)お時間空いた時にでも読んでいただけると嬉しいです(^ ^) (2016年2月23日 16時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - 引き続き読みたいと思います！ (2016年2月22日 22時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月29日 4時
