限界 ページ30
(A side)
「…っあ…んっ…ジヨン…くん…！」
ベッドに移り、欲しかったモノを与えてもらい、
気持ち良すぎて声を抑えることもできない。
もうそろそろ限界なのに、
もう少しって所で動きを止められ、体位を変えるジヨンくん。
そして、なぜか動いてくれなくて。
汗ばんだ肌。
私の身体の腰を持つ、筋肉のついた腕。
苦しそうな表情で見つめられ、
ゾクッと、それだけで、身体が疼く。
「なんで…止めちゃうの？」
「んー…まだイキたくないから。」
「あぁ…っ！」
言いながら身体を屈め、
胸の先端を舐められて。
「それに止めると、Aがすげー可愛くなるから。」
その言葉に泣きそうになる。
もう私は苦しくて苦しくて。
もっと欲しくてたまらないのに。
「意地悪しないで…お願い。」
「だってAの身体…気持ち良すぎて…まだシたいのに…」
「お願い…もう、イキそうなの…」
もう懇願。
焦らされて、焦らされて。
本当に欲しくて欲しくてたまらないの。
……………
(Jiyong side)
一つになるとか。
一つに繋がるとか。
本当に今その意味がよくわかる。
動くたび、いやらしい水音が部屋に響く。
俺を締め付けるこの感覚。
気持ち良すぎて、俺もおかしくなりそう。
もうとっくに終わりが近いけど、
どうしても終わりたくなくて。
グッと堪えて動きを止め、
何度も体位を変えた。
だけど変えるたびに新しい気持ち良さが襲ってきて、もう何したって無理なんだよな。
そして、きっと俺と同じ。
動きを止めれば一層苦しそうな表情になるA。
今にももう泣きそうな目。
可愛くて、可愛すぎて、愛おしすぎて。
ごめん。何度もそうやっていじめてしまった。
お願いって何度も求められるのが嬉しくて、
もうこのまま、ずっと繋がっていたくなる。
『イキそうなの』
Aのこの言葉。
さすがに俺ももう限界。
嬉しさと、照れくささと、
なんかもう、感情が爆発しそうになる。
「俺もイッてもいい？」
「…んっ…あぁ！」
聞きながら敏感になった部分を親指で擦れば、
さらに締まったナカ。
「もう一回するから。」
「んんっ…！」
『していい？』って聞くのではなく、宣言。
だってこれ。
一回じゃ収まりきらないよ。
ジヨンくん、ジヨンくん。
名前を呼ばれる嬉しさ。
だけどその言葉さえ舌で絡めとって、
本当に一つに繋がったまま、Aのナカで欲を放った。
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がほ(プロフ) - 癒仁さん» こんにちは^ ^コメありがとうございます！切なくて…キュンとして…少しでもそんな気持ちになって下さったなら、本当に嬉しいです！まだ稚拙な文章ですが、これからも頑張ります^ ^ありがとうございました！ (2017年6月16日 9時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
癒仁(プロフ) - とっても切なくて、でもキュンとしてとっても面白かったです！！！おつかれさまでした！ (2017年6月16日 7時) (レス) id: cb8edbbef5 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - ritaさん» こんばんは☆コメありがとうございます^ ^次作も頑張ります^ ^ (2017年6月15日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - お疲れ様でした(*´Ｕ`*) (2017年6月15日 19時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - tomatoさん» こちらこそ、プロではないし、ただの素人の作品なのに、そんなに褒めて頂いて胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。書き終えた安堵感はあれど、すでに妄想に飢えつつあるので…本当にすぐ書き始めると思います^ ^また読んでもらえると嬉しいです^ ^ (2017年6月15日 18時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年5月12日 11時
