名前 -Jiyong- ページ46
仕事が終わり、テレビ局の人にフラダンスの練習をやっている部屋を聞いた。
理由を聞かれたから『知り合いがいるので』と言ったら、変な誤解をさせたらしい。
『かなりお若い方なんですね。』
と、ニヤニヤした顔で言われ、少し嫌悪感を感じた。
くだらない。
「違いますよ。」
とりあえず笑顔で訂正をして、挨拶をしその部屋に向かった。
くだらない。
正直、俺はそういった感情が欠けてる。
周りには『忙しいから』とか『理想が高いから』とか、ふざけて流したりしてるけど…
女なんて、彼女なんて、
そんなの欲したことなんて一度だってない。
連絡先を聞き出すとか、
駆け引きするとか、
好きになってもらう努力をするとか、
別れて辛いとか、苦しいとか。
一度だってしたことも、感じたこともない。
彼女はいたし、そういうコトも人並みにしたことはあるけど、どういう『流れ』だったか思い出せないほど…多分、そこそこ嫌いでもなかった子で、
流されて…流されて…だったんだろうな。
世間は俺のことを恋愛経験豊富だと言うけど、
豊富どころか人より欠けてる。
『○○したいNO.1』みたいなランキングで、
ありがたく上位にランクインすることはあるけど、
実際俺以上につまらない男なんかいるのか？ってほど。
なんて考えながら歩いていたら、
ミニョンさんがフラダンスを教えている部屋についた。
若い女の子達の声が聞こえる。
さっきの廊下でのミニョンさんの言葉をふいに思い出し、近くにあったトイレに入った。
一応変装のつもりでサングラスやマスク、
持ってきたパーカーを首に巻きつけた。
さて、行くか。
行ってどうするのかと聞かれても答えられない。
なんとなく。
ただ、どうしても覗きたかっただけ。
トイレを出ようとした時、隣の女子トイレから突然大きな声がし、身体がビクッとなった。
「A先生！！」
A…先生。
先生？
「どーしたの？」
と、聞こえたその声。
聞き覚えのある声。
ザワザワと、いつも俺の何かが反応し動き出す声。
たまらずコソッとトイレから覗いた。
え………
そのまま動けなくて、
壁にもたれ、二人の会話を聞いていた。
息がうまくできない。
身体が落ち着かない。
なんでなんでなんで。
今すぐここを飛び出して、真意を確かめたい。
だけど身体が動かない。
自分の名前をミニョンだと言った人。
ミニョンさん…と言えば、返事をしてくれた人。
その人が今、A先生と呼ばれていた。
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がほ(プロフ) - ritaさん» ただいまですー(＾∀＾)またボチボチ書き始めますので、よろしくお願いしまーす！！ (2017年4月19日 21時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - おかえりｯ☆(*´∀`*)ノ (2017年4月17日 23時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まあさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、続きを読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - KUMIさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当に長々とすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まいこさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<また書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んで下さいね^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年1月23日 1時
