【過去】告白 -Jiyong- ページ5
シーンとした空気に耐えられなくなって、
『なーんて。冗談。』
そう言って困ってる顔を笑顔に変えたいとも思った。
だけどどうしてもそれは出来ない。
伝えたのは俺の本心。
聞きたいのはAの本心。
じっとAの言葉を待ってるとジャリっと砂の音がして、それと同時に聞こえた声。
「からかうのなし！もぉ…」
ちょっと困ったように笑って、また背を向けて歩き出そうとしたから…
駆け寄って後ろから左手首を掴んだ。
「からかってない。本気だよ。」
「ジヨンくん…今…そういう事したらダメな時期なんでしょう？こないだヨンベくんが言ってたじゃん。俺ら恋愛禁止なんだ…って。」
「そうだけど…」
「ダメだよ。1人が破ったら。やっぱり…私…」
「無理だから！何言ってんだよ！俺らと会わないとかまた言うんだろ！？」
「だって…」
男5人に女1人。
人気の新人アイドルと無名のミュージカル女優の卵。
「いいのかな…私、みんなといてて…。迷惑かけないかな…？会わない方がいいのかな？」
前にポツリとAが呟いたことがあった。
だけど俺を始め他の奴らも思ってることは同じ。
「いいに決まってる。だって俺ら友達じゃん？」
俺はちょっと違う感情もあるけど…
「会わないとか…もう言うなよ…。忘れていいから…さっきの言葉。だから…お願いだから会わないとか言わないでくれよ…」
忘れていいわけない。
あれは本当に俺の本心なのに。
だけどそのことでAが離れていくのはもっと嫌で。
誰にも奪われたくない。
俺のものっていう安心感が欲しかった。
だけどそれが無理なら…
せめて変わらずこのままでいたい。
誰よりも近く、この場所で常にAを見ていたい。
「ごめんね…」
「謝るなって…謝られたら俺…」
聞こえてきた鼻をすする音。
「ごめん！A…ごめん…俺、本当にごめん…」
「ジヨンくんの方が謝りすぎ。泣かせた罰。全部ジヨンくんのおごり！」
前に回り込み、顔を覗き込んだ俺を見て、
少し赤い目をしたAが笑顔でそう言った。
「わかった。」
そして笑い合った俺ら。
チクった胸に走った痛み。違和感。
Aも同じだろ？
だけどいい。
今夜も明日も明後日も。
このままの関係が続くなら今は我慢するよ。
今は…
いつか気持ちを伝えれる日が来るまで…
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がほ(プロフ) - ritaさん» ただいまですー(＾∀＾)またボチボチ書き始めますので、よろしくお願いしまーす！！ (2017年4月19日 21時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - おかえりｯ☆(*´∀`*)ノ (2017年4月17日 23時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まあさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、続きを読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - KUMIさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当に長々とすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まいこさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<また書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んで下さいね^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年1月23日 1時
