【過去】友達 -Jiyong- ページ3
「お疲れ…マジで腹減った…」
「お疲れ様。ほら、これ食べて。……ヨンベくんも、はい。」
24時間営業の食堂。
1番奥の座敷。
ここが俺らの溜まり場。
俺ら5人と…A。
目の前でみんなにテキパキと料理を取り分けて、
同じように疲れてんのにそれを感じさえない笑顔で。
初めて会った日は名前も聞けずに終わった。
だけどまた違う音楽番組で再会することができた。
「パク・Aです。」
名前を聞いたら笑顔と同じ、
柔らかい響きの名前を教えてくれた。
その次も、またその次も…
俺らのデビューとAがバックダンスをしてる歌手のカムバックが同じ時期で。
何度も何度も顔を合わせた。
会えるのが楽しみになって、
大勢の中でちょっと目が合った時、
片手を上げたり変顔をしたり、
その度に笑ってくれるのが嬉しくて。
A…と呼び捨てにしてるけど、
実は俺より１つ上で。タッピョンと同い年。
「近いんだし、ヌナなんて呼ばないでいいよ。」
その言葉に遠慮もせず呼び捨てにした俺。
どうしても呼び捨てにしたかったのは、
みんなとちょっと違う、特別なことをしたかったから。
よく会うし、年も近いし、すぐに仲良くなった俺ら。
事務所も違うし、同じアイドルでもない。
「ダンサーだったんだね。」
名前を聞いた時にそう尋ねたら、
「ダンサーじゃないの。ただ今回はバレエの動きがあって、それでたまたま私が選ばれただけなの。」
「じゃあ…本当は…？」
「ミュージカル女優の卵なの。今はたくさん練習して、たくさんオーディション受けてる所なの。だから本当は…ジヨンくんとは…」
「一緒だね！！俺ら一緒！！俺もさ、すげー練習した。オーディションっていうか、毎月毎月社長の評価があって、それに受かり続けないといけなくて…。ちょっと俺の方が先にデビューしたけど、次はAだから。応援してるから。」
曇ったその顔がパッと晴れて、明るい笑顔になった。
そして3回目に会った時にアドレスを渡した。
合図やメール。
忙しく疲れてる中での唯一の楽しみ。
いつからかみんなとも仲良くなって、
こうやって6人で飯に行くことが増えた。
タッピョンと同い年とは思えないほど、
年上のしっかりしたヌナ。
そう感じる時もあるのに、
テソンやスンリの言った言葉に崩れながら笑う姿は可愛くて。
6人でのこの空気感が好き。
居心地の良いこの6人の関係が好き。
だけど…
いつからか俺の中でAは特別になっていった。
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がほ(プロフ) - ritaさん» ただいまですー(＾∀＾)またボチボチ書き始めますので、よろしくお願いしまーす！！ (2017年4月19日 21時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - おかえりｯ☆(*´∀`*)ノ (2017年4月17日 23時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まあさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、続きを読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - KUMIさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当に長々とすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まいこさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<また書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んで下さいね^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年1月23日 1時
