【過去】記憶 -Jiyong- ページ14
目を開けると太陽の光を感じて、
あれ？朝？
そう思って周りを見渡すも、
真っ白い室内。
見覚えのない部屋。
ここ…どこだっけ？
考えているとカーテンの隙間から母親が現れ、
なぜか俺の名前を呼びながら泣き出した。
「先生を呼んでくるから！」
そう言って部屋から出ていったけど、
…先生って誰だよ。
ってかここ…病院？
なんで俺こんな所にいんの？
その後、母親と先生と呼ばれる人が戻って来て、
診察を受けてるうちに社長やマネージャーまで部屋に入ってきて、挙げ句の果てにはメンバーまで！
心配したんだぞ…
事務所を飛び出して…
何度も電話したのに…
俺に向かって口々にそう言うけど、
さっぱりその言葉の意味がわからない。
「えっ…ちょっ…待って。飛び出したって俺が？」
そう口にすると、みんなの顔が一斉に変わった。
「なんで俺ここにいんの？いつから？なんかさ…全然…思い出せないんだけど…」
本当のことを言ったのに、何かすげーまずいことを口にしたような…
だってみんなの顔が青ざめていったから。
それからここに来た経緯を説明してもらった。
昨夜、急に練習室を飛び出した俺。
その後電話をかけるも一向に出ず、
どこに行ったのかわからなくなったらしい。
そしたら警察から連絡があり、俺が歩道で倒れていて病院に搬送されたと。
病院に着き検査をするも、車に跳ねられたなどの外傷はなく、検査をしても異常はなかった、と。
…で、今気づいたらしいんだけど…
その話を聞いても全くピンと来ず、全く思い出せない。
「どこまで覚えてる？」
そう先生に聞かれて記憶を辿ると…
「昨日事務所着いて…みんなで食堂で飯食って…その後練習室に行って練習して…それから…」
一昨日のこと、先月のこと、年末年始のこと、
いろいろと聞かれた。
でも覚えてる。
思い出せないのは昨日の練習室からここに来たまでのことのみ。
『俺はわかるか？』とかくだらない質問までされて、バカバカしくなって、
「なんだよ、みんなして！なんかまるで俺が記憶喪失みたいじゃん！」
笑って言ったのに…
先生が部屋からいなくなると社長とマネージャーが隅で話し出し、
「じゃあジヨン…パク・Aさん…彼女は？」
パク…Aさん…？
なんだろう。
名前を聞いた瞬間、胸が苦しくなったけど、
彼女が誰なのかさっぱりわからなくて。
「誰…ですか？」
言いながら、何で俺はこんなに泣きそうなんだろう。
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がほ(プロフ) - ritaさん» ただいまですー(＾∀＾)またボチボチ書き始めますので、よろしくお願いしまーす！！ (2017年4月19日 21時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - おかえりｯ☆(*´∀`*)ノ (2017年4月17日 23時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まあさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、続きを読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - KUMIさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当に長々とすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まいこさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<また書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んで下さいね^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年1月23日 1時
